「ご近所さんとの殺し合い!?」ブルー・リベンジ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ご近所さんとの殺し合い!?
乾いた映像と静かに進む物語に印象的なヴァイオレンス描写と全体的にシンプルで余計な演出は入れないオチもユーモアがありバランスも良い。
ペキンパーの「わらの犬」を思わせる家の中での銃撃戦に主人公も基本的には気弱で復讐心も似合わないような優しい男。
どちらが正義でも悪でも被害者でも加害者でも守る者の為にヤラれたらヤリ返す行動にキリがない。
緊張感が静かに終わりまで保たれていて全ての理由である親に振り回されていた彼の最後が例え姉の為であっても空しい。
切ったり刺さったりの応急処置が痛々しくてゾッとするし派手に見せない分、リアルに感じる。
同級生のチョットした助っ人感にキャラも最高。
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