劇場公開日 2016年4月23日

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「ヤングアダルト的な中途半端が否めない(笑」フィフス・ウェイブ Cディレクターシネオの最新映画レビューさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ヤングアダルト的な中途半端が否めない(笑

2016年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

原作はラブリーボーン、ハンガー・ゲーム、

エンダーのゲーム、メイズランナーに代表される、

米国のヤングアダルト(中高生向け)小説ですね。

秀悦なのもありますが、

分かりやすくてご都合主義なのが共通点です。

これはジュブナイルなんだと

割り切って観ましょう楽しみましょう(笑)

宣伝がまたインチキで、

意図的に「インディペンデンスデイ」や

「スカイライン」を想像させますが

そっち系ではないです。

GWなんだから、ティーンを取り込めばいいのにと、

すっかり間違ったマーケティングに苦笑。

本国アメリカでも大コケしたみたいなんで、

いろいろ思案してしまったのでしょうね。

制作費もしょぼいですが、

お子様向けなんだなぁと割り切 れば、

わりと面白いです。 


侵略の異星人が5回のウェイブを仕掛けて、

人類を排除するお話。

ヤバいですね。

子供の頃は、お化けより宇宙人の方が1000倍怖かった。

最初のウェイブで、

うわぁ、こりゃかなわねーやと、絶望的な気持ちに。

でもね、だんだんウェイブがしょぼくなるんですな。

おいおい、何やってんだ異星人!

一気にやっちまいな!てな感じ。

小説だといいのかもしれないけど、

映像はそれが浮き彫りになっちゃう。

そして嫌な予感が的中しましたが、

中盤からがっつり恋愛ものになっちゃうのね。

中高生はドキドキして面白いけど、

冷めたオトナは諦観するしかないようで。

まぁクロエ・グレース・モレッツを

楽しむ映画かな。

キックアスから、すっかりお姉さんになりました!

目力と等身大の演技が彼女の魅力です。

こんなサバイブ状態でも、

メイクバッチリなのが気になったけど(笑)

この後も、頑張ってほしいな。

ラストもね、

まさかと思ってたことが、実際に起こりました(笑)

メイズランナー1もそうでしたが、

1本の映画として成立してない

中途半端なお話っぷり。

続編も小説はあるみたいだけど、

この興行収入で制作費でるかなぁ(笑)

まぁ暇つぶしには、

映画館で観るとソニーの力で迫力あります。

あと、中高生の娘さんが一緒なら、

喜ばれるかもしれませんね。

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