「話が小さい。」フィフス・ウェイブ mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
話が小さい。
異星人が地球を侵略するお話。
J・ブレイクソン監督の演出は非常に手堅い。ストーリーをきっちりと見せようとする姿勢は好感がもてる。
かなり見やすい映画になっている。
しかし、脚本はいかがなものか。スザンナ・グラントは「エリン・ブロコビッチ」が代表作。ジェフ・ピンクナーは「アメイジング・スパイダーマン2」に参加。そして、アキバ・ゴールズマンというビッグネームも参戦しているのに。
襲ってきた異星人は、地球の人類より文明が発達している。電磁パルスを操ったり、津波を自由に起こせたりするのに、生き残った人類をひとりずつ殺していく、という第5波。
合理性があまりになさすぎる。
強大な敵に対して、人類はどうやって地球を守っていくのか、というのを見たかったのに。
アメリカだけの話になっているのも、映画を小さくしている。大雑把な作風かもしれないが、ローランド・エメリッヒを見習ってほしい。
で、もちろん続きはあるんだよね。
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