「感想というよりおさらい。」杉原千畝 スギハラチウネ キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
感想というよりおさらい。
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違っている部分もあるかもしれないが、これまでの知識、この作品での情報を忘れないうちに。
ソ連への駐在を希望していた杉原千畝だが、隣国のリトアニアに赴任し、そこでは近隣でドイツとソ連がヨーロッパを侵攻しようとしていた。
ドイツ軍によるユダヤ人への虐待・虐殺のためにそこから離れようとするが、その方法としてリトアニア→ソ連(不法で潜りこむ)→日本→第3国しか方法がなく、そのためには日本の通過ビザを取得しないといけない。
日本国の方針として、条件に満たない場合は発給はしないが、日本国に無断でビザを発給する。2000人以上のユダヤ人に発給し、命のビザと称され、今現在ではその子・孫が4万人にもなるそう。
ウラジオストクで日本への難民を受け入れることができないと、船直前で足止めになるも、そこの外交官の一存で乗せ、第3国へと出国することができた。
2000年に日本国から正式に表彰される。
作品としては全体としてのストーリーは分かるが、細かいところで伝わりにくい。満州での出来事がよく分からないし、ベルリンでのやりとりもピンとこない。歴史を知らないと細かいところは厳しいのかな、と。
ストーリーとしてどの部分も削るのは厳しいけれど、歴史を知らない人にも丁寧に描いて欲しかった。
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