「これが日本人」杉原千畝 スギハラチウネ marumaru218さんの映画レビュー(感想・評価)
これが日本人
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最近の日本では、一市民に対しても容赦ないメディアからの理不尽なバッシングが繰り返されているため、萎縮している人が多いように感じる。
公務員がするべき仕事、人としての自分、日本人としての立場。置かれた環境に対して取るべき行動をとる人間の有様。
杉原のとった行動は、後世になって礼賛される結果となったが、彼のように、自分の立場を考えて、行動をしていく人間像こそが、日本人の本質だと思う。
レビューの冒頭にあるように、一市民に対する容赦ないバッシングというのは、実は日本人の本質ではない。もしかしたら、そういう反面教師を見て生活するからこそ、現代日本人は個々で自問し、自分は自分として何をするべきかを考えて行動していると思う。
一市民をバッシングするマスメディアの風潮の中で、どこにでもいる当たり前の日本人を礼賛する映画を観れたことに、新鮮味を覚えた。
そして、今日もまた日本人として生きていきたいと思った。
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