「「諜報の天才」っぷりが全然描かれてない」杉原千畝 スギハラチウネ アイアムOKさんの映画レビュー(感想・評価)
「諜報の天才」っぷりが全然描かれてない
杉原千畝という人は、リトアニア領事時代に大勢のユダヤ人に対して日本を通過できるビザを発行した、いわゆる「命のビザ」の件で有名ですが、実はこの人、非常にスキルの高いスパイでもあったんです。
この映画の底本は「諜報の天才 杉原千畝」という本なのですが、この映画では千畝の諜報の天才っぷりが全然描かれておらず、非常に残念。あと、ロシア人妻(後に離婚した)との関係性がまったく描かれておらず、そこも残念。
代わりに、2番目の妻幸子(小雪)との生活に多くの時間を割いていますが、全部カットしても大勢に影響はないですね。まあ、とにかく非常に残念な映画でした。
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