「渋い、会話の力」パリよ、永遠に Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)
渋い、会話の力
全編、主な登場人物はおじいさん二人だけの渋い映画でした。
でも、パリを爆破せよとの命令を軍人として遂行しようとする人、その人の人間性に信頼を寄せて外交交渉をしようという人、二人の意図は最初は全く反対であるのに、会話がかみ合って続いていく。それがパリの魅力の故なのか、ヨーロッパの価値観、土壌の故なのか、それとも何か運命的なものの故なのか。
この続いていく会話の流れと展開が魅力的な映画だった。
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