「気迫みなぎる男の会話」パリよ、永遠に snow2007さんの映画レビュー(感想・評価)
気迫みなぎる男の会話
1944年ドイツ占領下のパリ。ドイツ軍の司令室があったホテルムーリスの最上階の部屋で、ドイツ将軍とスウェーデン大使の会話が主。しかもフランス語。
会話から戦線の状況が判る。
大人の男の洗練された会話の中にお互いに一歩も譲らない気迫があり、外交とは命がけの闘いであることが理解できた。
ドイツの各都市への爆撃もある中でパリが無血解放された裏話として、シュレンドルフ監督の思いも感じられた。
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