「毒親からの自立」イントゥ・ザ・ウッズ さっこさんの映画レビュー(感想・評価)
毒親からの自立
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おとぎ話のその後の皮肉、というよりも、
さまざまな毒親をもった人たちが、その影響から脱する話だと受け取った。
夢の世界への依存心と戦い、親と同じように振る舞いたくないと過敏にならず、現状を親のせいにも自分のせいにもしないというのは、なかなか難しい。
例えば、ラプンツェルが自立したのと対照的に、魔女は一度は脱した母親の罰を自ら選んでしまったりする。
ラストは、なんとかそれぞれが自分の責任で自分の行動を選択できるようになり、これからお互い失ったものがある悲しみを癒すために寄り添って、でも依存はせずに生きていこう、という印象だった。
その他、似た者兄弟プリンス・チャーミングは笑えて、赤ずきんの歌声はとっても素敵だった。
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