「ヴィンセント・ザ・セイント」ヴィンセントが教えてくれたこと ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
ヴィンセント・ザ・セイント
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なんとなく展開が見えてたから、泣くわけないと思っていたのに、泣いてしまったじゃないか!
ヴィンセントの破天荒さ、ひどいものである。
自分ならとても預ける気にはなれない。近づけたくもない。
しかし!
緊急事態発生。仕方ない。鍵取られて家に入れないし。電話もかけられないんだから。
オリバーはひ弱だけど利発な子。
善も悪もわかっている。
ヴィンセントがいかにダメダメかも。
なんせ、やることなすことひでぇオヤジだから。
文句を言いながらも(金欲しさに)面倒を見て…って自分の都合で連れ回してる、とも言うが。(笑)
最初はあまりのひどさに口を開けて観ていた自分だったが、徐々にヴィンセントが好きになっていった。
不思議だ。
ベタベタした付き合いはせず、マンツーマン、対等に会話するところも良かった。
「みんなの中の聖人」のためにヴィンセントの生い立ちから調べて、聖人も同じ人間、と言い切るオリバーに拍手!である。
良いところ、悪いところ、ちゃんとわきまえている。
きれいごとにしていないところが良かった。
オリバー役のジェイデンは、最近観た「ジェイコブを守るために」でも光っていた。
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