先生と迷い猫のレビュー・感想・評価
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I CAN DO IT!種明かしすべきでは無かった。
ライカ犬で無い。宇宙犬ライカである。
ストーリーが散文的で、一貫したテーマが無い。
色々な事を描き過ぎて、生活感が全く無い。
この人物と猫の関係と先立たれた奥さんの関係の時間軸が微妙にずれている。亡くなって1年くらいだったら、もっと不器用な生活しているだろうし、何年か経っていれば、三毛猫が居付く事を嫌がる習慣が今始まる訳ではあるまい。だって、CATDOORは奥さんが当該猫の為に作ったわけでしよ。それに彼はいつ退職したのだろう?子供はいないの?
つまり、生活感が全く無い。それで、締めくくりがそれでは、納得いかない。作り話丸出し。結局、猫の行方が分からぬまま。それは良いが、首輪をはめた猫ゆえ、居なくなったと言う事は、故意に殺傷されているからだ。それが現実。ほのぼのストーリーとは言えないと思うが。
少年がカッターで猫を傷つけることを暗喩するシーンが凄惨
後半はひたすら猫を探すイッセー尾形の芝居を延々と見させられる。結局最後まで見つからないで終わりなのでストーリーものとしてもオススメできない。少年がカッターで猫を傷つけるのを暗喩するシーンがあるのでネコ好きにもオススメ出来ない。ハートフルものとしても冗長。原作ありなので仕方ないのかもしれないが誰をターゲットにしているのか意味不明だった。
近所であったちょっといい小話
伏線未回収でもやもや…実話が元と聞いたけれど、どこまでだろうと疑問に感じずにはいられない内容でした。
そんなにもハートフルで心も温まる話ではなかったので。
前半がかなり長ったるいのに終盤は「これで終わり!?」と驚きの終了。いきなりばっさり終わったのであっけに取られました。
今まで見た映画の中でno.1のびっくり終結です。残念。
謎の少年は?
ナイフ振り回してたシーンあったけど犯人なの?
少年が暮らしてる場所は一体何?孤児院?
最後、鈴の音が聞こえましたが、話の終わりに鳴らしたという感じで猫が帰って来たようにも受け取れませんでした。
猫を愛でるという感じでもないので、猫好きにとっても少し物足りないような。
「ノラ猫を無責任にかわいがるのを反対!」と思ってる人には、よくぞ言ってくれた!と思える内容だと思いますが。
役者さんの演技はいいなと思いました。
頑固な主人公のセリフ(パン屋さんに閉店を決心させるセリフと最後少年に言うセリフ)はとてもよかったです。
こういう系の映画にありがちな無理やり感動にもっていこうとしない感じはよかったです。
帰省の際、母から近所であったちょっといい話を聞くような感覚でした。
名優
もの凄く繊細な映画だった。
とにかく主役の表現力というか幅というか…流石って感じでした。
もう、皆さん平成の世界観の中、1人昭和を引きづりながら生きている様が圧倒的だった。
同じように狭い世界を徘徊する、先生と猫。
自分の存在する意味を探しあぐねてるって事を自覚したくない先生。
何のアテも意味もなくても、皆に可愛がられてる猫。
…嫉妬なのかな?
それとも、否定された気にでもなるのだろうか?
劣等感なのかもしれない。
猫に?
いや、他人に必要とされる存在に。
先生は、贖罪もあるのかな?
居なくなった猫を探す。一生懸命。
…ラストは、あんな感じにしかならないのかな?
完全な孤独死にみえる。
儚いよね。
あの少年が宙ぶらりんだから、カウンセラーになる未来もあっていいようなもんだけどなあ…。
尾形さん、岸本さんが最高に良かった。
全く、何一つ、身構えてないようにみえる。
とにかくだよ、こんな静かな映画で、今の俺が寝なかったってのが信じられない。
尾形さんの最初のカットから、ただ者じゃないぞ感満載だ。
やり過ぎかと思ったが、観賞後思い返すにクスッと笑ってしまう。
そんな事まで視野に入れて撮影してたのだろうかと考えてしまう…。
引き絵の尾形さんを観てるだけでも楽しいなんて…人間への造詣の深さみたいなもんなのか?ただ単に自由なのか…。
岸本さんは、この静かな映画で唯一の弾け方を目一杯やってくれてた。
もっとねこを!!
イッセー尾形の演技が面白くもあり、とてもくどくもあり…すこし食傷気味。
もたいまさこはねこを愛でる姿がとても輝いており、素敵な幻想でした。
みにいった理由はただひとつ。見目麗しいおねこ様方からときめきを得たいというすけべ心が故。
前半はドロップさまをはじめとする皆様からときめきをたくさんいただきました。ありがとうございます。しばらく私めのすけべ心は慰められましょう。
ドロップ様は、朝ドラあまちゃんにて猫のかつえを演じておられたお方とのこと。愛らしい日本ねこでした…
惜しむらくは姿をお隠しあそばされたのち、再登場なしという…ううう。
でもお写真かわゆうございました。
お話はそんなに…です。
ぶっちゃけ先生ウザいし。
ねこさん達を愛でるにもすこし足りない感じです。
なので、もっとねこ出せこのヤローーーー!です。
良作ですね
こんな些細なことで人は、変われる、そんな事を考えずにはいられない作品でした。
イッセー尾形さん演じる校長先生、その人柄が、いなくなった?ネコを通じて、また周りを巻き込んでゆく。ユニークな映画でした。
日常の一コマを取り出した、現実感のある映画です。
脇を固める役者達も個性豊かに好演しております。
ゆったりと時間が流れる中、人って、こういう些細なドラマでも変われるのかも知れませんね。
そんなこと思ったりしました。
最後に「愛感同一 」校長先生のジョーク、言った自分がタネ明かし。その恥ずい行為に校長先生がにげてごまかすシーン。わかるぅσ(^_^;)
ボケの自己解説ほど恥ずい行為はないですもんね(笑)
ほんわか
校長先生の性格、周りにいる人たち、街並、その中の猫たち、色んなことがマッチして、すごく良かった。校長先生の堅物過ぎるところも、逆に笑いに変わり、思わず声を出して笑ってしまう場面も。最後の鈴の音‥。家に帰ってきたってことなのかなあ。だったらいいなあ。
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