先生と迷い猫のレビュー・感想・評価
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文学的な映画。余韻が心地よい。
前半は、三毛猫ドロップのイメージビデオのような愛らしい姿にキュンキュンして、
後半はイッセー尾形さんの名人芸にしびれます。
毎日訪れる三毛猫を邪険にする気難しい元校長の心の変化を全身で表現しています。
イッセーさんがなんとも滑稽に演じています。昔のコメデイ映画みたい。
途中でこの元校長先生がなぜこんなにも、この猫を邪険にするのか分かると、
誰もが、この元校長を応援したくなるのではないでしょうか?
普通の小さな町の普通の人々の普通の日常を描いた映画ですが、
芸達者な役者たちと素晴らしい主演女優(三毛猫)のおかげでなんとも
価値のある時間を過ごせます。
愛らしく気まぐれな小さな生き物が多くの人を振り回し、幸せを運んでいます。
煙たがれる男をイッセーさんが好演。
また、染谷くんがいい。たいへんな魅力を持った若手で、将来が楽しみです。
映画の終わり方も気に入りました。小さな鈴の音が聞こえます。
聞き逃さないで。
大笑いはしませんが、クスクス笑う場面は数え切れません。
良作ですね
こんな些細なことで人は、変われる、そんな事を考えずにはいられない作品でした。
イッセー尾形さん演じる校長先生、その人柄が、いなくなった?ネコを通じて、また周りを巻き込んでゆく。ユニークな映画でした。
日常の一コマを取り出した、現実感のある映画です。
脇を固める役者達も個性豊かに好演しております。
ゆったりと時間が流れる中、人って、こういう些細なドラマでも変われるのかも知れませんね。
そんなこと思ったりしました。
最後に「愛感同一 」校長先生のジョーク、言った自分がタネ明かし。その恥ずい行為に校長先生がにげてごまかすシーン。わかるぅσ(^_^;)
ボケの自己解説ほど恥ずい行為はないですもんね(笑)
ほんわか
校長先生の性格、周りにいる人たち、街並、その中の猫たち、色んなことがマッチして、すごく良かった。校長先生の堅物過ぎるところも、逆に笑いに変わり、思わず声を出して笑ってしまう場面も。最後の鈴の音‥。家に帰ってきたってことなのかなあ。だったらいいなあ。
イッセー尾形ワールド
愛感同一
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