「古代ポリネシアの民の冒険にワクワク!」モアナと伝説の海(2016) 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
古代ポリネシアの民の冒険にワクワク!
近年のディズニー系の映画で海物「ニモ」や「ドリー」を
なぜか見逃してきたので、とにかく海描写の美しさに驚かされた!
まるで本物の海のようでした。
話は楽しいですね。
モアナが現代っ子っぽくちゃっかりしてて笑えます。
何よりも、古代ポリネシア系の人々が大海を渡って
東南アジアから南アメリカ大陸にたどり着いた
奇跡なような冒険の旅を画面で観せて貰って
もう、ワクワクします。
それだけでも値打ちもの!!
で、時間があれば吹き替えも字幕も観るのですが
今回はマウイ役の尾上松也さんが良い!!
さすがに歌舞伎の御曹司!
マウイは人と神の間にあるもの、
ある意味自分は特別!と言う意識がある存在なので
特別な世界で育ってきた松也さんには良い意味で
身に付いた感覚だと思う。
歌も上手いし、吹き替えも声優に劣っていなかったと思う。
で、
話のところどころに、どこかで観たような光景がちらほら!
これはアニメでやりたかったでしょうね。
おばあさまの化身が海を渡ってくるシーンは
ああ、「ライフ・オブ・パイ」
この軍団はもしや「怒りのデスロード」を通ってきたのか?
あれ?ここって「腐海の底」?
おお、これは「海のトリトン」の大海亀?
まさか、巨神兵?
最後は、しし神さま?
意地悪ではなくて、表そうとしているものが同じなので
そういう描写になるのは仕方ないかな〜
まあ、ご愛嬌ということで楽しんでください(笑)
