ズートピアのレビュー・感想・評価
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楽しかった
本当は字幕で観たかったけど、もう吹替しか上映してなくて、仕方なく吹替で鑑賞。でも楽しめた。上戸彩さんの吹替良かった!
映像の細部の美しさ。ハッピーなストーリー。やはりディズニーはレベル高い。深く考えずに単純に楽しい映画だった。字幕でも観てみたいのでDVD借りたい。
大人も楽しめる☆
とても可愛い動物たちが沢山登場します。ほんわかする世界観かと思いきや、そこには動物内での人種差別があり、共存には我慢が強いられます。
そんな中で、小動物であるウサギが初めての警官として、頑張る姿に感動します。何より、ニックがカッコいい!!ラスト、爆笑しました笑
まあまあだった
他のCGアニメよりは登場人物に実在感があって、実在感65%。うさちゃんが警察学校で健気に頑張っている場面はよかった。
ミステリー仕立てのストーリーはまあまあ面白かったけど、全体的には特に興味が持てず、けっこう退屈してしまった。
こういうのは子供と見たい。おじさんが一人でみるのはつらい。
素直に楽しめました。
警察を舞台としたバディものとして観ると、主人公の性格はスタンダードで、黒幕の正体や伏線の収集も途中でわかってしまうという特別優れた話ではありませんが・・・当然そこがポイントではないですよね、この作品は。タイトルが「ズートピア」ですから、この世界観をどう表現し楽しませてくれるかが見所で、そこは流石っすね。ただそうとはいえ、クライマックスのネタバラシがあまりにも安直で残念・・・と思うのは大人目線過ぎるのかな?
政治的にも面白い
この感想欄で良いことを言われている方がたくさんおられ、僕が付け加えることはほとんどないのですが、一つだけ付け加えます。
これは、今現在の世界中の大人にいちばん見て欲しい映画です。例えば欧米では、イスラムはテロリスト集団だという偏見が社会に満ち、その恐怖を利用する政治家が力を得ています。イスラムでなくても、中国が攻めてくるとか、移民に国を乗っ取られるとか、そういう言説も、100%でたらめではないにしろ、実際以上に恐怖を大きく見せ恐怖を煽ることで支持を得る政治勢力が力を持ってきているのは、全世界共通です。現在の米国では特にその傾向が顕著です。
『ズートピア』は、恐怖による支配がどのように行われるかを、単純な形で見せてくれる、優れた寓話だと言えます。もちろん、それが主な目的ではなく、子供も十分楽しめるようになっています。大人だって、そのような見方をする「必要」はありません。しかし、製作者がそういう意図も持っていたであろうことは、明らかです。
ディズニーなんか、観ない、と思っていたが
まず、ミュージカルでなかった。
突然、歌いださないので、素直にドラマを観ることが出来た。
内容は、分かりやすく、熱く、温かい物語。
仕事に疲れきって、過去の情熱を忘れた時に観たら、ホロッときてしまうだろう。
面白かった
ディズニー映画流石だ!
色んな動物たちがそれなりに生き生きしていて、
思い出し笑いしてしまう。
特にナマケモノさん達!
彼らの表情を思い出すと、今で言うところのじわる感じが最高!それとMr.ビッグのギャップも最高!
ワッショイ!! ドーモ。ニック・ワイルド=サン。ニンジャスレイヤーです。
ニンジャスレイヤー役の森川智之さんがキツネのニック役で出てると聞いて見に行ってきました。
上戸彩にAmiと、EXILE色が強いらしく、かなり抵抗があったのですが、気にしなければ案外見られました。
作中の動物たちもかなりアメリカンな生活をしていて森川さんはかなり適役でした。
さて、中身ですが、やはりアメリカ映画は伏線回収が上手ですね。広げた風呂敷を限られた時間の中でほとんどこぼしのなく最後に畳めるあたり、アメリカ映画の強みであり、日本のアニメ業界の見習う点であると思います。
作品の構成もなかなかよくできていて、最後のどんでん返しが面白かったですね。市長が捕まるあたりまでは真犯人わからなかったです。
ただ、少し気になった点が「お前ら移動早すぎじゃね!?」っていう。48時間という限られた時間の中で探す展開なのに移動時間含めてギリギリで見つけ出す展開が胸熱だったと思うのですが、お前らどこでも◯アでも使ったんかwってくらい早いです。アメリカ人はその辺り大雑把なんですかね?いいと思います。
途中途中テンプレ展開が鼻に付きましたが、これは英雄大好きアメリカ様々な展開であり、合わなかったかなってだけなので割愛。
全体的に後味スッキリな寝ないで観られるテンプレ映画ということでレビューを終わりたいと思います。ご静聴ありがとうございました!
さっすがディズニー
子供から大人まで楽しめるとはまさにこのこと。わかりやすいストーリーやジョークなどをとっても言えることですが、大人が見るとストーリーに大きなテーマが浮かび上がります。
この映画はすべての動物達が人間のような暮らしをし共存する世界、その中の大都市ズートピアが舞台となっています。主人公はうさぎ初の警察官ジュディ、キツネの詐欺師ニック。
この2匹が共通して抱えている問題が偏見と差別です。
うさぎに出来ることには限界がある、キツネは嘘つきで凶暴だ、と自分の夢を否定されてしまいます。他の動物達も同じで、生まれ持ったレッテルはなかなか剥がれない。
やりたいことが出来ない世の中、差別が横行する世の中が描かれていてとても考えさせられます。
後半では草食動物と肉食動物の間に溝ができ、「少数の強者」と「多数の弱者」での抗争になります。それまで全体を仕切っていた肉食動物が多数の意見に巻かれて形成が逆転します。
しかし立場が変わっただけで意識が変わったわけではなく、結局そこにも差別や偏見がある。中々難しい世の中です。
今の世の中も少なからず差別があり、偏見があります。
ジュディのように差別意識に抗い、他を認められる存在がどれだけいるでしょう。
今の世の中がはたしてどうなのか、自分はどうなのかと考えさせられる内容でした。
と、まぁ
そんなことを考えるのは頭の隅っこ5%
ジュディの警察学校成績トップのアクションに、ニックの詐欺師ならではの頭脳プレイ!ワクワクドキドキで楽しかったです!
ニックが最高にかっこよくて好き。
頭のいい人が、誰にでもわかるように作った童話
頭のいい人が、誰にでもわかるように作った童話って感じ。
「ひとを見た目で判断するのはやめましょう」「生まれつきに囚われない生き方もあります」っていういかにもお説教じみたテーマだけど、嫌な感じがない。テーマ以前に、映像とかストーリーとか、作品としてワクワクできるから受け入れられる。ジュディ元気で可愛い!ニックかっこいい!二人がどんどん仲良くなって協力プレイ気持ちいい!ってシンプルに楽しめる。
Let it goっていう言葉を引用しながら「ミュージカルみたいに何でも上手くはいかないぞ」っていう台詞があった(たぶん)けど、もしかしてアナ雪を対比に使ったのかな。「生まれもった資質を殺さない」がアナ雪なら「生まれもった資質に囚われない」がズートピア。
一捻りしたなって思ったのが、「事件の犯人は最高権力者でした」でオチなかったところ。"弱者"のウサギちゃんが諦めずに頑張って、威張ってる"強者"をやっつけた、ってストーリーじゃないのは21世紀らしかった。被差別者だったはずのジュディが無意識のうちに差別者になってて、一悶着あるのが良い。敢えてコテコテの展開を前半に持ってくることで、加害者と被害者の逆転が印象的になった。
"強者"が数的には少なくて"弱者"が圧倒的多数って社会構造、どっかで聞いたことあるなと思った。リアル…
知的だなと思ったのが、精神論とか根性論じゃなく、機転と協力で勝利したところ。私は「これ絶対ニックが肉食獣の本能に目覚めてジュディを襲うけど、友情パワーで本能をねじ伏せてピンチを切り抜ける胸熱展開あるだろ」とか妄想してたので、最初あのクライマックスはちょっと拍子抜けだった。けど、そんな展開になっちゃったら、ぜんぜん理性的じゃない。根性論に頼り切るハメになる前に、頭を使って回避しましょうね、という話だった。
ディズニーすげえ
「ディズニーってやっぱすげえ…」というのがまず第一の感想。一昔前と違い、ディズニー・ピクサーのCGのクオリティは、その他一流スタジオを比した時にハイレベルな物はなくなっている。シナリオも大どんでん返しや斬新で奇をてらったものでもなく王道的展開。展開も読みやすい。にも関わらず他作品とは一線を画す完成度。ムダがなく、ゆえにストレスもなく、観ている間退屈することがまったくなかった。特定の個性が目立っているわけではなく、全ての要素が高次元でまとまっているので、面白さの説明がしにくい。まさに王者の作風。
まずシナリオ。
差別を扱った作品なのにまったく暗くない。そして、作中では直接的に「差別は悪である」と言及していない。むしろ差別や偏見とは普遍的に存在するものである、という演出がなさている。でも、差別がない世界はもっと合理的で愉しいものであるということが、うったえられているのだ。
そのため、重めのテーマを取り扱っているが説教臭かったり独善的な雰囲気もなく、また真の意味で差別や偏見という事象への真摯な考え方が読み取れる。ジュディが泣きながらニックに縋るシーンは象徴的で、ジュディが語った内容は「私が悪かった、許して欲しい」ではなく、どうしても偏見に寄ってしまう自分の心への嫌悪感と、それでもニックと協力してズートピアの社会を良くしたいという心情の吐露だった。これまで差別について描いた映画はいくつか観たけれど、本作が一番しっくりきた感じがする。
設定や美術。
息を呑むファンタジックなビジュアルは流石だが、それだけじゃないのが素晴らしい。荒唐無稽のようで、ところどころで説得力のある設定がなされている。それは大型動物から小動物まで乗れる電車であり、キリンに飲み物を届ける売店のダクトであり、街のネズミ用区画であったりする。シリアスで現実的な社会問題をテーマとする作品と、絶対にありえないムチャな世界設定をつなぎ合わせようとする技術に目を見張る。冒頭の「なんやかんやで進化して理性を持つようになった」という説明も意味がある。ヌーディストの集うヨガ教室の設定も印象的だ。
キャラクター。
どのキャラクターも非常に魅力的で可愛らしい。特にジュディは耳のタレ具合や鼻のひくひくした動きで感情がわかりやすく、ウサギというチョイスが本作の主人公にピッタリな役どころに感じた。冒頭からオブラートに包まず「なんで私たちが幸せかわかるか?夢を諦めたからだ」と語るジュディの両親のぶっ飛んだ教育方針も好き。
全体通して大人向けな印象を受けた。アクションシーンも決して多くないし、お子様は退屈なんじゃなかろうか。
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