「暴力プログラム説.」殺されたミンジュ Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
暴力プログラム説.
人間は観念としてではなく、実体として、身体性をもってこの世に存在している。
実体として存在しているモノは、他の実体と何らかの摩擦が発生する。その摩擦の大小を問わず、摩擦が生じることそのもが暴力なのではないか。
人間として身体性を有すること、そのこと自体が暴力を内包しており、我々は暴力から逃れられないのだろう。
では、どうコントロールすればいいのか?と考えて、答えがみえない現実が、今の世の中に投影されている訳だ。
それでも考え続けていかなければならない。
人間が人間であるために。
そんなことを考えた。
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