「期待度は高かったのだが...」ナイトクローラー てつさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度は高かったのだが...
倫理観を失ったニュース映像撮影・提供の仕事を始めた若者が、狂気にのめり込んでいく様に焦点を当てたら面白い映画がつくれるというシンプルな発想で作られた作品と感じた。
期待度はとても高かったのだが、そこまでではなかった。
でも自分の雇ったスタッフに対するパワハラ的接し方は、自分の現実とクロスし、倫理観が欠如している人間が平気でパワハラできるのだなと、とてもリアリティーを感じた。パワハラ上司に反撃できる方法を示してくれれば私的には最高評価だったのだが...
そんな人間こそ世の中にはびこっていくのだということを暗示していて、それも恐怖と嫌悪の度合いを高めているんだな。
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