バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のレビュー・感想・評価
全329件中、261~280件目を表示
モヤモヤば~どまん
アカデミー作品賞、監督賞を含む4部門受賞作。
作品に与えられた賞は、期待値を上げてしまうという点がどうしてもある。オスカーゲット直後の公開ということでハードルは上がった。
正直なことを言うと、作品賞は過大評価では?という印象。
実験的ともいえる作風で一般的とは言い難い。ワンカット(に見える)カメラワークという凝った演出。それを飽きさせない映画的飛躍もあり。
しかし、しかし…。ラストも含めモヤモヤとした鑑賞感。実にすっきりしない。映画と演劇界の関係も詳しくないのでピンとこなかった。(メッセージ性がわかりにくい)
役者はみんな良くて(特にノートンの存在感!)演技を見るという点からは満足できましたが。
深い解説があればまた違って観れるかもしれませんが好みではなかったですね。
喜劇だったの?
オスカー獲ったBestpictureだけに実はかなり期待値高く鑑賞しましたが、劇中劇のようなカラクリ?と思いきや、妄想と幻想が混沌として、モヤモヤのエンディングに???だらけ。
途中から、ウッディアレンpictureがそよそよ匂っきた気がしたのは、私だけではあるまい。。
俳優陣、エマストーンのポテンシャル凄いわ!でも、しっかり脇を守ったナオミワッツが助演女優賞ノミニーされてもよかったな。
うーん…
かなり評価が分かれるといいますか、なんとも言い難い作品です。キャストもみな素晴らしいですし、音楽にも酔い(いい意味で)1カットのような編集にもグイグイ引き込まれていくが観賞後に「いや〜良かった」とは思えず「んん???」という感じになってしまいました。おそらくあの1カット風の感じが自分の中でモキュメンタリーと処理してしまいマイケルキートンの能力(妄想?)や最後のエマストーンの目線&表情に矛盾を抱いてしまい結果なんとも形容しにくい作品になってしまったのだと思う。
ただ悔やまれるのが昼間に1人で観に行ったこと。この作品は映画通?映画好き?のグループ3名以上で観に行ったらその後の酒の席では最高に議論できてお酒が進むことうけあいでございます。
未来志向で
予告編で観たアクションシーンは予告編通り、そこだけだったのが少し残念でした。 LIFEくらいの妄想シーンを期待していたのですが…
ただマイケル・キートンの演技もさることながら、娘役のエマ・ストーンが良かったです。 上手になりましたね〜。
ストーリーの場面場面の切り替えがなめらかで良かったです。
過去に固執せず、前向きに未来志向で。 そこを再認識させてくれた映画でした。
真実か挑戦
明らかに玄人向け。真実がノンフィクションだとすると、この作品は挑戦。
バードマンも絡んでいるのにワンカットという新しい技法でリアリティーも出しつつドキュメンタリー風に仕上げているとこが新しいステージを感じた。
バットマンリターンズの続編
かつてアメコミヒーローを演じたおじさん俳優が、再び愛されるために演劇界にチャレンジする話。
賛否両論されてる今作らしいですが、僕はかなり好きでした。
主演のマイケル・キートン始め役者陣が強すぎ。
エドワード・ノートンの狂った感じとかエマ・ストーンの落ちぶれ感もかなり役に合ってたと思う。
そしてワンカット撮りがリアルな雰囲気をかもし出しててこちらもかなりよし。
音楽もドラムの軽快なリズムが心地よくて良し。
セリフもなかなかグサグサくるのもあって、一般人の自分も考えさせられる。
これも観る人、観た人は絶対バットマンとバットマンリターンズを観てください!
承認欲求が導いた次のステージ
所謂「嘗てハリウッドでの名声を全身余すことなく毛穴に入り込むまで浴びた俳優が、今は落ちぶれ一歩手前である自分自身を、再び栄光のステージへと上がらせる為の、最後のバクチを打つ」的な内容でございます。要約するとそんなお話ですかね(あんま要約してないか)。
そんな男の数日間(十数日?)を、全編長回しワンカット(ぽく)で追い続けるっつー非常にチャレンジングな映画です。
いやぁ、んー。つか、観ててめっちゃしんどかった。
色々しんどかった。まずマイケル・キートン演じるリーガン・トムソンの承認欲求の塊のような行動原理。また有名になりたい!返り咲きたい!と恥ずかしげもなく元妻に言ってしまえるほどにその欲求が大きい。だけどヒーロー映画『バードマン』で主役だった過去の黄金時代も同時に否定しているという。『バードマン』あっての名声だったのに、『バードマン』は否定する自己矛盾。このくすぶった現在の自分から脱却したい!最後の賭けはブロードウェイの舞台だ!という、リーガンから漂う尋常じゃない焦燥感。焦り。これがまずしんどい。
彼を取り囲む人間模様なんか、かなりキツイでしょ。主にエドワード・ノートン演じるマイク・シャイナーの存在がやば過ぎるでしょ。この自分大好き糞野郎の身勝手行為に振り回されるリーガン。そして利用されるリーガン。統合失調症気味なリーガン。お金のないリーガン。娘が言うこと聞いてくれないリーガン。セフレが妊娠しちゃったリーガン。批評家に拒絶されるリーガン。リーガンがどんどん追い詰められていく。それを無慈悲にワンカットで追っていく訳ですよ。そりゃあしんどいでしょ。彼の見てる幻覚(?)までもどしどしワンカットに取り入れたりして。いやしんどいしんどい。
「ハリウッドの現状に対する嘆き」「ヒーロー映画への皮肉」な要素、テーマ、メタファー(的なもの)なんかも入ってるんですけど、まあそこは自分にとっては、んー、何でしょ。あんまりピンとこなくて。
このリーガンという男はちゃんと独り立ちができるのか?と、鑑賞中はそこばっか気になっちゃって。まあね、あの衝撃(?)のラストに若干、心モニョらせつつ、劇場を後にしました。
つかああいうラスト、卑怯です。全編しんどくて、モニョった映画でした。
男の裸ではオスカーは獲れないのか
クセの強いイニャリトゥ作品の中でも、比較的これは見やすい方かなと。話題のワンカットカメラ撮影も見慣れれば気にならなくなるし。
マイケル・キートンばかり注目されてるけど、エドワード・ノートンの、演技は天才だがトラブルメーカーという役も、殆ど彼の地そのまんまだと思う。そんなわけで惜しげもなく裸体を晒したこの二人が、揃ってオスカーを逃したのが惜しまれる。
ラストの処理は賛否分かれそうだけど、自分はまぁ肯定的に捉えました。
難しい内容だったけど、演劇界がどんなものなのか少し分かった気がした...
難しい内容だったけど、演劇界がどんなものなのか少し分かった気がした。なめて演劇界に入っちゃいけないと思った。もっと勉強しよう。個人的にJeremy Rennerの名前が出たりアベンジャーズ近辺が出てきたのが嬉しかった!あとは最後結局どうなったの??って感じ。もっともっと大人になってからもう一度見たい。
わからない
はっきり言って何が描きたいのか、そして何がこの映画の魅力なのかよくわからない。
映画を見ている間ずっとこの疑問が頭の中ぐるぐるしてて、最後まで何となくモヤモヤモヤモヤ。
全く好みではなかった事は確か。
これノートンでしょ!
エドワードノートンが最高!青色鳥人間に、ワンカット、ドラムサウンドと予備知識を植え付けられ、サラで観にいったら面白かっただろうに。だからこそ、前情報無しのノートンの演技は面白かった!ファイトクラブ世代は、キートンより、エドワードノートン。
撮影とドラムのBGMが見事。
アカデミー賞で話題なだけはあります。見応え充分。
再起をかけて落ち目の役者が人気復活のために舞台を製作、脚本、主演と臨みだすがそれは同時に精神崩壊の引き金になって…。
バードマンの囁きにドラムの音と撮影の妙が見事に融合。特に撮影。狭い舞台裏を舐めるようにすり抜けるカメラ回しやブロードウェイの夜から朝焼けへの映像変化が主人公の心象と重なってグイグイ引き込まれます。
すごくずっしり感じる作品でした。
キャスティングと撮影テクニックの勝利。とにかくメチャクチャカッコい...
キャスティングと撮影テクニックの勝利。とにかくメチャクチャカッコいいから映像に携わるヒトはとにかく一回見とけ!スパイダーマンもアイアンマンもバンブルビーも完全にコケにして、ブロックバスター映画を批判しながらも、舞台芸術というステージからは共に見下される立場であるという二重構造。その作品にまたアカデミーを獲らせるというのは「俺たちだってこういうものを評価するんだ」っていう意地なんだろうね。あとtruth or dareを知っとかないとどういう駆け引きが行われているのかわかんないのでこちらで //t.co/60JJ3wxAOL (アタマにHTTPをつける)
異色作ですね
予告編を観た際の思いとは違う内容・・・・・
異色のハイウッド映画?ですね。
アカデミー賞作品とは知らずに観に行ってしまいました。
舞台劇の裏を見せたよくある破廉恥な展開。
その中での落ち目の主人公の葛藤。
さて、ハッピーエンドだったのでしょうか?
全329件中、261~280件目を表示