「冒頭、宙に浮く主人公のバックカットで、この映画の異様な世界観を理解...」バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) yoheiさんの映画レビュー(感想・評価)
冒頭、宙に浮く主人公のバックカットで、この映画の異様な世界観を理解...
冒頭、宙に浮く主人公のバックカットで、この映画の異様な世界観を理解する。
ストーリーで引っ張る映画ではない。
テーマは、パッとしない人生からの脱出と、現状の商業主義的な映画界への批判、そして排他的な演劇界への批判。
後者はよく分からないところも多かったけど、アカデミー賞を取ったということは、現在の北米では共感する人が多いのでしょうか。
それでもって、主人公が批評しまくった舞台批評家に、最終的には救われるという皮肉。誰もが、見てスッキリするタイプの物語ではないです。
キャラクターと絵(演出・映像)が見所で、それを楽しむべき映画。
24グラムのときはテンポよくてすごいなーと思ったけど、今回はエピソードを詰め込みすぎて、主人公の感情理解が追いつかず、結果的にラストあたりでは映画疲れしていましたw
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