「120分、ラストで積み上げてきた極上の至福が一気に奈落の底に叩き落...」バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) JOHN DOさんの映画レビュー(感想・評価)
120分、ラストで積み上げてきた極上の至福が一気に奈落の底に叩き落...
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120分、ラストで積み上げてきた極上の至福が一気に奈落の底に叩き落とされ21gの心臓が嫌な気分になる事がある、このバードマンがそうだった。帰り道、これは自殺を肯定してしまっている…死を選ぶことで主人公はいろんな目から解放されるだから死を選んだと解釈した。ん…いや…娘の表情の変化…待てよ…風呂に浸かりながら思考は再構築、伏線が張られた娘の環境……死は受け入れないけれど演出に応えた役者は間違いなく1800の価値はあるホンモノを魅せた。哀しい話だけれど暗さが見当たらない、コースターに書かれた真実、批評家にぶちまけた怒り、マイケルキートンやっぱり主演男優賞はあなただったね。楽屋通路のしけた匂いにドラムが絡み流れる撮影に役者が挑む野心が生んだ画作り観賞2時間後に評価が逆転した「傑作」。
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