「元バットマンの映画。」バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) マルボロメンソールさんの映画レビュー(感想・評価)
元バットマンの映画。
久しぶりにマイケル・キートンを観た。
その昔、ティム・バートン版【バットマン】のバットマンを演じていたのを知っている人は知ってると言うことで、今回の役柄か実生活と被るのかなあと言うのはブラック・ジョークかな。
タイトルも、少しバットマンをもじってるし。
流れるように、場面が変わり、すべてのシーンが繋がっているような技法は新鮮だし、これは難しかっただろうなと思った。
また、うがった見方をすれば、これもアカデミー受けするだろうなと思ったり…。
作品は群像劇有り、SFやエキセントリックな場面もあり、物語に深さが加わっていて良い映画でした。
主人公の内面の葛藤を色んな技法で表現しておりそこに新しいものがありました。
ただ、作品としては一般大衆受けしなさそう。
映画通向けの作品と思う。
ただの娯楽作品としては見てはいけないかな。
内面的な話と言えるし。
ハッピーエンドとは最後、言えないし…。
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