劇場公開日 2015年2月21日

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「肩がパンパンになる映画」アメリカン・スナイパー Hiroki Abeさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5肩がパンパンになる映画

2015年2月28日
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鑑賞後に肩と首を無意識にマッサージしてました。とにかく、緊張感が半端ないです。良き夫、良き父であるはずの主人公と戦争で伝説のスナイパーと呼ばれ敵軍から賞金をかけられる主人公。2つの現実が1人の人間を押し潰していく。私たちが考える、想像するような割り切れるものではなく、それこそ地続きで同じ世界で進行していくもの。1人の普通な一般的なアメリカ人が戦争に飲み込まれていく様を見事に外連味なく描写する様はさすがとしか言いようのない秀作でした。クリント監督は老いてますます研ぎ澄まされていく印象ですね。是非とも映画館で鑑賞して観終わった後も余韻に浸ってもらいたいです。

Hiroki Abe
Hiroki Abeさんのコメント
2015年3月1日

ユキト@アマミヤさん、こちらこそコメントありがとうございます。最近は中々、肩が凝るような映画に出会えていなかったので映画館で見ることが出来て良かったです。自分では感想、総括が思うように進まなかったので、ユキト@アマミヤさんのレビューを拝読してわかりやすく共感しやすいレビューだなと思わずコメントしてしまいました。こちらこそこれからもよろしくお願いします。

Hiroki Abe
ユキト@アマミヤさんのコメント
2015年3月1日

天見谷行人でございます。僕のレビューにコメント頂きまことにありがとうございました。ぼくも、本作、肩パンパンになりましたよ。腹のなかに重いものを抱え込んだ感じで映画館を出ました。でも戦場で実際に戦った彼らと彼らの家族の心労は計り知れないわけですね。それを伝えることに成功しただけでも本作を作る意義はあったと思います。クリント監督さすがですね。またよろしくお願いいたします。

ユキト@アマミヤ