「闘うゲイとレズビアン」パレードへようこそ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
闘うゲイとレズビアン
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炭鉱労働者のストライキを支援しようとするゲイとレズビアンを描いた映画。
宗教観もあるし同性愛を禁じた法律が戦後も長く残っていた国だけに、80年代であっても相当な反発や嫌悪があったのはわかる。ただ、その壁を崩したのが音楽とダンスというのがイギリスっぽくていい。
ゲイの若者がカミングアウトし自立しようとする姿と、労働者の妻であった女性が社会進出に目覚めていく姿はとても感動的。
虐げられた者同士の連帯は美しくもあり力強かった。
原題がPrideで、邦題がパレードへようこそ。原題がしっくりくるだけにもったいない。
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