「二度鑑賞。しかし、」イニシエーション・ラブ ななまがりさんの映画レビュー(感想・評価)
二度鑑賞。しかし、
トリック映画を目当てで二度鑑賞したのではなく、出演していた、二人の女優目当て。
タイプは違うが、魅力全開だったと思う。
そういう意味では、満足だが。
トリック映画として成り立っていたが、あまりにもヒントが、明らさま。普通に鑑賞していて、気がつくのではないだろうか。
タックのとこ、夕樹をタッくんとあだ名をつけるのだが、あまりにも不自然かつ無理矢理。あり得ない。
SIDE-A,Bのカセットテープの構成、そして、松田登場。
あとは、程度。ラストは、確認。そんな具合だった。
SIDE-Aは、懐かしい思いだ。私自身もあまりモテなかったから。それでも、大好きな女の子とデートした時は、うれしかったし、夜眠れなくて、ドキドキしていた。意外に覚えているものだと、当時のそんなことをいろいろ思い出して鑑賞していた。けっこう笑えたし。
SIDE-Bは、ダメ男だ。見た目格好よければいいというわけではない、典型的ではないかと思う。同じ男として全く共感できない。
妊娠させておいて、あんな言い方はないだろう。驚いたとしてもだ。
自分自身の無理のし過ぎで、キレて、マユの部屋でDV状態、そして、あんな別れ方をしたくせに、極めつけは、女々しさ。
そんな女々しさから、ラストの鉢合わせが発生する土壌を生んでいるのだが、ミヤコの両親といっしょの所であの行動は、あり得ない。
おそらく、その後、ミヤコもそんな男に嫌気をさして、別れているのではないか。
そんなに酷い二股ではなかった。ちゃんとルビーのリングを返して、彼女なりに決着はつけたのだろう。
マユも勉強したのではないかな、男は、顔ではないと。
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