劇場公開日 2015年5月23日

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「予備知識なしで見た方が良い」イニシエーション・ラブ 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0予備知識なしで見た方が良い

2015年5月8日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

まず、予告編はまだいいとしてチラシは明かしすぎ。ここで読めちゃう人もいるんではないだろうか?それにこの構成は知らされない方が絶対良い。だからチラシはよく見ない方が良い。予告編もなるべく見ない方が良いかな…

作品としては、本当によくできてる。

正直、オチはちょっと読めたけどそれでも良くできてる。

あまり言うとネタバレになるのであまり明かせないが、まず冒頭から「え?」となる。

それから前田敦子が今までの作品で一番のハマり役。〈吉高由里子〉と同じで明るい役の方がAKBを消せてる感じがあって良いと思った。

あと楽しんで作ってるような感じがあって雰囲気がなかなか良い。

最後、80年代を知ってる方はもう懐かしくて仕方がないかと。ここは堤幸彦監督のセンスを感じた。

とにかく原作はどうなのかわからないけど映画ならではの作りになっていて見終わった後、友人と語れる作品。

二回目はすぐにではないけど見たくなります。

でもミステリーファンは物足りないかもね。

おちゃらけた感じだし、「で?」って思うかも。

だけど気楽に騙されるとしては全然オススメできる作品。

友人とか恋人とかと一緒にどうぞ。

作品に向き合うゆき平