「前田敦子でよかった」イニシエーション・ラブ tomaiさんの映画レビュー(感想・評価)
前田敦子でよかった
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原作は未読ですが、内容は知っていました。
当時(と言うほど、昔ではありませんが)よく見かけたどんでん返しもの。
よくわからなかったので、読み返します
という感想をよく見かけていたのですが、この映画ではそういった疑問点が残らないようにきちんと解答を用意してくれていました。
同一人物だと思っていたら全く別の二人だった
という小説だからこそ可能なトリックを
どう見せるのかなと思っていたら、まさかの正反対の役者2人の起用。
入れ替わった瞬間は劇場でも笑い声が起こり、ユーモアとフィクションの力を使って簡単に信じこませてしまったようです!
わかりやすい伏線も織り交ぜつつ、種明かしのときには少しどよめきも……。この演出は大成功だったのではないでしょうか。
この映画はヒロイン演じる前田敦子さんの演技がピタリとハマっていたことが印象的でした。
いや、演技というよりも、前田敦子のありのままが 役にピッタリと当てはまっている。聞く人を ときにイライラさせるようなあの喋り方も!(私はあっちゃん、好きですが)
その点は、監督がとても褒めていたように、素晴らしいキャスティングだったと思います。
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