ブック・オブ・ライフ マノロの数奇な冒険のレビュー・感想・評価
全6件を表示
赤茶色はお好き?
好評価のレビューが集中して、ポイントが高めですが、サンプルが少なすぎて参考にならず。見てみたら、確かに絵のこだわりはすごいと思いますが、お話の展開がお粗末すぎて最後まで見るのがかなりしんどかった一本になりました。
原版のほうが豪華声優陣と、ゴージャスな楽曲の使用で、出来がいいようですが、ディズニーチャンネルで見たので、当然のように日本語吹き替え版でした。なので、歌唱シーンは声優さんの力量に頼ることになり、ミスマッチが連発でした。頑張りは認めるものの、翻訳のセリフとか歌詞の練りこみが足りない印象です。
画質も、確かにレベルが高いのですが、全体に漂う赤茶色のトーンに馴染めず、キャラクターも魅力に乏しいものばかり。大人は喜ぶでしょうが、子供に、この映画のキャラクターの人形をプレゼントしたいかと問われれば、答えはノーです。
何よりも、導入で、死者の日の解説から入り、おとぎ話を語って聞かせる美人ガイドに、お話が終わるころにはなぜかすっかりいい子に変身している悪ガキたちのエピソードは必要のないもので、とても不自然に感じました。
メキシコの神話を美麗なグラフィックで映画化した出来のいいアニメで、それ以上でも、以下でもない。期待はずれの映画でした。
2020.9.3
なぜかこちらよりも後から出たディズニー作品の方が脚光を浴びていて、ちょっと悲しい…
幼なじみ3人の友情と愛が育まれる
空気の流れが好き。
カラフルな映像が好き。
素晴らしい歌声が好き。
感動させてくれるお話が好き。
死を、あんなに華やかに描いてくれる
この映画が好き。
キャンドル・メイカーならびに
神様2人も好き。
最初のバスから降りてきた問題児たちも、
最後は好き笑
私はこの映画は、素敵な方にDVDをいただき、
それで知った作品なのですが。
素晴らしい作品を紹介してくださった方へ。
本当にありがとうございます!
死と言うテーマからにげていない
ハロウィーン時期に見たくなる作品
全体的に挿入歌もたくさんあって思い出の国のカラフルで賑やか、子供向けアニメのエンターテイメントとして完成されているのに家族の問題や死という結構重いテーマに正面から向き合っている
マノロの一族は闘牛士として牛を殺し、自らも殺されることによって勇敢さを示し誇りとしてきた、当然心優しいマノロは闘牛でとどめを刺せず父親から一族の一員とみなされない
しかし最後の試練で一族がこれまで倒してきた全ての牛たちと闘うことになる
何百何千の怨念を前にマノロは本当に自分のやりたかっかこと、歌で牛たちに謝り試練を突破する
マノロが一族の一員として認められる良いシーンだけど、周りの人が望むやり方で認められるのではなく、家族の業を背負い間違いを認めることが本当の勇気だと気づかされる
そこからは一気に現世に戻り一族全員集合パワーで盗賊を蹴散らす怒涛のクライマックス、サマーウォーズかな?
個人的に好きなのは双子の女戦士、と言うかこの映画出てくる女性陣が魅力的過ぎる、マノロのおばあちゃん含めて
男性は割とステレオタイプなのに
最高にゴージャスでパワフルでクレイジーでドラッギーな映像作品
この作品、メキシコのアニメーション作家であり本作の監督であるホルヘ・グティエレスが大手映画会社各社に企画を売り込んだが、子供作品なのに「死」をテーマにした少しダークな内容ということで全社から断られたらしい、しかし彼の作品のファンだったギルレモ<パシフィック・リム>デル・トロがプロデューサーを買って出て映画化に漕ぎ着けたというちょっと良いエピソードw
本作は「009スペクター」冒頭でも舞台になったメキシコの祭事「死者の日」を題材に、男2人女1人の3人の主人公達の人生を通してメキシコ人の死生観、死後の世界のあり方を楽しくコミカルに描いたフルアニメCG作品です。
日本では残念ながら劇場未公開でDVDスルーとなってしまったけれども、ディズニー、ピクサー作品に負けるとも劣らない、最高にゴージャスでパワフルでクレイジーでドラッギーな映像作品なので海外アニメファンの人には是非観て欲しいです!!
<個人的感想>
物語のテーマは「アナと雪王」の男子版って感じでしたね…
周囲から期待されている「自分の姿」と自分自身のありたい「自分の姿」とのギャップで悩む若者達の物語。
自分にとって本当に大切な物に気付いた時、主人公達は困難を乗り越える力を持って逆境を乗り越えるという王道の物語なんですけど、主人公の戦いを支えるのが脈々と受け継がれて来た大家族の絆ってあたりが大家族主義のメキシコっぽいノリなのかな…と、そう言えば日本でも「サマーウォーズ」とかありましたねw
全6件を表示