エベレスト 3Dのレビュー・感想・評価
全170件中、61~80件目を表示
実話だからなぁ
映像は素晴らしいの一言。
ただし、実話だから結末もわかってるし、
希望がありそうでなさそうなのもしかたないけど
モヤモヤしてしまいました。
あとは、奥様の行動力がすごいのだけど
それを掘り下げてほしかった。
そうしたら、またそれだけで一本映画できそうですが。
期待より盛り上がらない
なんだろ、遭難シーンは確かに音もすごくて怖かったんだけど、それ以外が意外と淡白で、映画としての盛り上がりに欠けるかんじ。まあ、実話の映画化なのであんまり無茶な創作はできないんだろうけど、もう少しなんとかならんものか。
怖さを抑えた表現?
吹雪の怖さ、雪山の怖さはあんなもんじゃない。表現が半端で残念。3D効果がよくわかる映像が前半で連発。自然の壮大さがよく伝わるけれど、3D酔いしてしまった。2Dでも十分。そのぶん安くした方がいい。
山登りの理不尽さ
実話だけあって話としては説得力あるけど、そもそも危険な状態の山に挑んで他人に迷惑かけること自体が自分的には許せない行為だと思ってるから単純に映画として楽しめなかったです。そういう意味では同じく理不尽なところもあってもバーティカルリミットの方が映画としてハラハラドキドキ感があって楽しめました。3Dとしても今いちでした。
観る価値あります。
私は、山に登りませんが、父親や周りに登る方がいるので果たしてどんなものかと思い、観に行きました。
とにかく衝撃でした。山の天気は変わりやすいとは言うけれど、
本当に恐ろしいです。
実話なので、へたに取り繕ってないのが良かったです。
苦しくなる場面がいくつもありました。
山登りは、情では登れないということ、厳しい信念で行かなくてはならないことを思い知らされました。
見る価値ある映画です。
自然の商業化。
タイトルや宣伝でこれだけ3Dだと謳っているのに、まさかの
2Dで観るんだからねなどと言っていた愚かな自分を嘆きつつ、
高所恐怖症の人間にはもってのほかの作品なのだが、思うほど
3D高所は怖くなかった。それよりも、猛吹雪の方が断然怖い。
人間の過信や傲慢が招く大惨事は数あれど、エベレスト登山が
これほど商業化されているのは知らなかった。体力・経験に自信
があり大金を払うことができれば、登山に挑める背景があった。
彼らの誤算は、登頂時刻をかなり過ぎての下山とそこに猛嵐直撃。
1人また1人と倒れていく悲劇は防げたかもしれないと思うから
余計に辛い。だから自然をなめてはいけない。と教訓を刻みつつ、
そこに山があるから登る人々には果てしなき登頂の夢なのだろう。
(映画館の大惨事って、ポップコーンをひっくり返しちゃうやつ?)
山は厳しい
決して安全ではないが故に、人は冒険に挑戦するのかも知れないが、「まあ、いいか…」という判断がいかに危険かを思い知らされる内容かも知れない。本当のところはどうかは不明だけど…。
日々、肝に命じるべきなのだろう。
ただ、内容的には「君子危うきに近寄らず」ではないけど、自業自得感もあり、ちょっと拠り所がない感じがした。
初めて見る3D
何となく3D作品を避けて来ました。
気分が悪くなるのではないかとか別に立体感無くてもいいし、とか思ってました
実際に見てみると飛び出る感というより奥行きが広くなったと感じました。
気分が悪くなることも無く楽しめます。
実話を元にしたストーリーで、やはり悪天候で遭難というパターンです。お客さんを、連れての登山は想像以上にキツそうです。一度狂った歯車は連鎖的に遭難を呼びます。観ていて辛いです。
自分なら置いていくな〜と思うシーンが多く山男の強さには感心しました。
満足の星3.5です( ^ω^ )
ゆっくりと、しかし確実に死に近づく場所
エベレスト登山史上最悪の遭難を描いた作品。
エベレストの8000メートルを越えたところは、デスゾーンと呼ばれ、生き物を確実に死に至らせる場所と言われる。映画の言葉で言うと、生きることはできない、ゆっくりと死んでいく場所だという。
今回の映画にあるような事態はたまたま運が悪かったようにも思うが、一つ一つが悪い選択の積み重ねで、起きるべくして起きたと言える。
教訓となれば良いが。
映画としては、普通。八甲田山とか、アイガー北壁とかの方がいいかな。
凄いけど・・
山の凄さ、怖さ、素晴らしさは、わかるけど、命がけなのわかってて登ってても、ハプニングは起こる、自業自得なのでは?と思ってしまう。私には、そこまでして登る気持ちがわからない。無理して登って、周りの命までも奪う行為自体どうなのかと感じてしまう。
人は何故、山に登るのか
人は思い通りにいかないことを本能的に求める生き物なのかもしれない。
年齢を重ねると思い通りにいくことが増える。
⬅︎ゆえに思い通りにいかないことを求める。
若いうちは、思い通りにいかないことは山積み。
⬅︎ゆえに思い通りいかないなら、より思い通りにいかないものを求める。
思い通りにいかないものの代名詞的なもの。
『自然』
その中でとりわけ人を魅了するのが『山』
その頂きに登ることで新しく思い通りにいく何かを手に入れることができると言う『幻想』を求め、人々は今日も地球の最高峰へ向かう。
映像満点!感動要素は…
まさに、観る映画ではなく体感する映画の典型的な作品である。
2013年12月公開の『ゼログラビティ』、2014年8月公開の『イントゥザストーム』を覚えているだろうか。ゼログラビティは低予算であのリアルさと迫力を生み出したことで話題となり、全世界で大ヒットを記録した『イントゥザストーム』は当初4DXシアターが普及し始めた頃であり、五感で映画を体験するという新しい映画の楽しみ方の一線となったに違いない。そして今年、本作『エベレスト3D』が公開された。しかし、前2作との決定的な違いがある。完全実話という点だ。実際にあった出来事を我々が体験するということだ。我々は本作のコピーにもある『地球で最も危険な場所』へ導かれるのだ。
私は映像を通してエベレスト登頂を体験をすることができることを期待し、TOHOシネマズ新宿IMAX3Dにて鑑賞してきた。
14日のTOHOシネマズデイであったこともあり、前日の段階でほぼ全ての席が埋まり、当日はもちろん満席という状況だった。TOHOシネマズ新宿の建物にも巨大なポスターを設置するなど宣伝はかなり力をかけていた方だと思う。
さて今回の点数に関しては非常に悩まされた。
まず、本作のコンセプトである『地球で最も危険な場所を体験する』という点。まさにこれは100点満点だったと思う。とにかく映画の迫力を超えておりIMAXでの鑑賞もあるかもしれないが、その場にいるかのような雰囲気、スリルを味わえる工夫がなされていた。エベレスト頂上からの絶景もスクリーンで観るとやはりすごい。壮大な音楽と鮮明な映像、また3Dならではのスリル感をかもし出す仕掛けにより何度か鳥肌が立った。とにかく映像は十分素晴らしかったのだ。
問題はストーリーである。
ストーリーは一言でいうと残念ながらいまいちであった。
これは予告編からも分かることであるが本作はエベレスト登頂達成にかけての試練を描いているわけではない。登場人物たちはエベレスト登頂を果たすことを目標として登山に臨むわけだが無論、登頂はゴールではなくストーリー全体の序章にすぎない。それ以後の下山中に起きるトラブルを描いている。映画において、例えば登場人物たちに試練がのしかかった時に、最後にその試練を乗り越え、彼らの心が何かしら変化することで、我々視聴者にも『感動』が生まれる。『感動』要素といってもさまざまであるが、本作に大きく感動させられたかと言われると素直にうなずけない。
もちろん、悲しい場面等で登場人物に同情し、涙を誘われるシーンもあった。しかし、その後すっきりするというわけでもない。試練が良い方向へと全く進まないのだ。むしろほんのちょっとした理由が原因で悪い方向へと一方的に流れるのだ。これは実話を基にしているため何とも言えないのだが、映画ならではの面白さ、感動要素がかけると思う。また多くの登場人物が出てくる点について、まず主人公という立場の人物は存在するのだが、多くの人々に同時に焦点が当てられているため、誰を中心に見たら良いのかが分からなくなる。全体的にドキュメンタリー要素が強いと感じた。また、登山シーンがほとんどで、皆フードとサングラスをかけて視界も悪いため、今映っている人物が誰であるか容易に判断がつかない。
先ほど良い点の一つとして映像についてを挙げたがらもう一点、配役は素晴らしかった。主人公の妻を演じたのはパイレーツオブカリビアンのキーラ・ナトレイである。彼女の演技からはやはり命をおとしてもおかしくない危険な試練に自ら挑む主人の帰りを遠く離れた家で待つという状況における心情が強く伝わってきた。また主人公を演じるのは『猿の惑星ジェネシス』や『ターミネータージェネシス』というダブルジェネシスにて演じたジェイソン・クラークだ。皆を率いる彼の姿は非常に勇ましく、見事な演技力であった。
さらに主人公からは本作のメッセージが捉えられる。人々の目標と期待、そして命を同時に預かることに対する責任感というものについて深く考えさせられたのだ。
一つ、お気に入りのシーンは取材も兼ねて登頂に挑む1人の男性が登山家たちに危険を冒してまでなぜ山に登るかという疑問を投げかける場面だ。是非とも彼らの答えに注目してみてほしい。僕自身大きな刺激を受けた。
驚いた点がある。主人公は窮地に陥った時、妻であるサラの名前を何度も呼ぶのだが、『ターミネータージェネシス』で彼が演じるジョンコーナーの母の名もまた皆おなじみサラ・コーナーなのだ。同じ名前である。しかも本作は実話であるため、完全なる偶然だ。
結論、映像技術の凄さと、エベレスト登頂という我々一般人とはかけ離れたテーマであるとともに、自然の壮大さ危険さを同時に体感できる、また主人公や登山家の考え方から学ばされることもある。劇場で観る価値は充分あると思った。
全170件中、61~80件目を表示