エベレスト 3Dのレビュー・感想・評価
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足を踏み入れてはならない場所
過酷過ぎる。
挑戦する姿は美しいけど、人間には足を踏み入れてはならない領域が存在するかのようだった。
山の中では人が酷い目に遭っているのに、引きで見るとエベレストは何もなかったかのように雄大に美しくそこにあると言うのが神々しくもあり恐ろしくもあった。
人は何故山に登るのか?途中でその問いの答えはあったが、僕は納得する事が出来なかった。納得というか理解出来ない。
登頂から下山のシーンは、この世の地獄とも言える迫力だったが、残念なのは誰が誰か全く分からなかった。
エベレストに登るというのは夢なのかもしれないけど、やる方は最悪の状況も想像しての挑戦だから良いけど、待つ身は可哀想だと思った。
ロケお疲れ様です
なぜか白鯨の映画の次にエベレスト。
海と山、どちらも人間が生きていられないところに飛び込むという設定は同じ。
まず、撮影班は世界トップクラスの苛酷なロケ、お疲れ様ですと言いたい。
役者よりそちらを誉めたくなる作品。
3Dで見るべき
登場人物や時代も含めてノンフィクションの作品だからこそ、とてつもなくドラマチックな展開や安堵のカタルシスは無い。見終わって残った気持ちといえば、畏怖と憧れである。
難波康子は劇中に「6つの山を制覇した。だから7つ目も登る」というようなことを言うが、さも言いそうな人柄だということがわかる。
3Dで見るべきだったかな〜。エベレストに登りたいとは思わないけどカトマンズの景色は生で見てみたい。
鑑賞記録5
私は海、山とか全てにおいて危険なことに身を投じる事はしない。
もちろん海水浴は行くし、軽い山登りはするけど、命を懸けてまではしないと言うことだ。
と、言うより興味がない。
だけど、その反面サバイバル映画は好きである。そのドキドキ感を感じれるから。
なのでこの作品も「映画」として楽しめたと思う。
初めは何だかダラダラした感じがしたが、終盤にかけてのエベレストの脅威は凄まじく、引き付けられた。
皆さんレビューで書いてるけど、本当に誰が誰だかわからない。
最後に私は「エベレスト」と「エベレスト3D」が別映画だと思っていた(゜ロ゜;
登山映画が好きで
登山映画は見に行ってしまいます。自分が辿り着くことができない世界に近付けた気分になります。大きな犠牲を払ってまで挑戦し続ける人間について考えさせられます。#エベレスト 3D eiga.com/l/YE5lt
不合理な衝動とドーパミンの2次関数
「なぜ山に上るんだい」というライターのクライシーの質問に、言い淀む面々。死のリスクを冒し、普通なら数年分の貯金になるだろう蓄えを散財し、家族には白い目で見られ、なおかつ苦しい。得られるものは究極の自己満足のみ。「山があるから登るのだ」も、「登れるから登るのだ」も、「すべてのサミットを制覇するのだ」も、聞き手が望んだ明確な答えにはなっていない。
人間はなぜ時々不合理な選択をする生き物なのか。
糖質ダイエット明けのご褒美のハーゲンダッツのように絶対的に不合理な衝動を解放することが、最もドーパミンを吐き出せる行為だからなのかもしれない。
実話ベースでかなり平坦に描いていたため、日本人は別として、ほとんど誰が誰か区別がつかなかったが、特に思い入れをせず脚色をしないドキュメント的な引いた視点は受け手に見方を選べる「隙間」を残していて、自分にとっては好感触だった。
エベレストの疑似体験装置としては楽しめた。
美しさと危険さを合わせ持つ山、エベレスト 1996年、登山に挑み嵐...
美しさと危険さを合わせ持つ山、エベレスト
1996年、登山に挑み嵐に巻き込まれたチームのサバイバルを描いた作品
実話に基づいてるため、生々しくリアル
少しの環境と体調の変化が命に関わる死と隣り合わせのエベレスト登頂
山に取り憑かれたチームにはエベレストはどんな山に見えてるんだろう
なぜそうまでして登るんだろう
動機についてもう少し描写があればもっと深い作品になってたのかな、とか思ったり
バラエティ番組なんかでも登ってるけど、登山用の道具に加えてカメラ機材も背負うなんてどんだけ大変なんだろう、とも思ったり
こういう実話系悲劇を描いた映画のラストは辛い
実際の写真を見せられるのは、重過ぎる。
畏怖の山嶺
1996年に起きたエベレスト最悪の遭難事故(記憶に新しい2014年の遭難事故が起きるまで)を映画化した山岳サバイバル・ドラマ。
奇遇な事に競作となった日米エベレスト映画。
残念な事に日本の山岳隊はハリウッドの山岳に勝てなかった。
まず、登頂前に準備。
実力派たちのアンサンブルは名前を聞いただけで食指をそそる。
専門的な用語や登頂法は山の知識ゼロの人にはちと小難しいかもしれないが、珍獣ハンターの山岳プロジェクトを見ていたので難なく理解出来た。ありがとう、珍獣ハンター。
山岳映画の醍醐味の一つ、絶景を堪能しつつ、いよいよアタック開始。
史実なのでネタバレってほどじゃないが、中盤で登頂に成功する。
が、最も事故が起きやすいのは下山の時と聞く。
そもそもこのアタックはトラブル続きだった。
道具の不備、メンバーの体調不良、登頂スケジュールの遅れ…。
本来ならここで登頂を断念すべきだった。
だが、どうしてもやめられない理由があった。登山家としての性とは別に、“ビジネス”としての理由が…。
山に登った事の無い自分が言うのも何だが、プロとしてあるまじき行為。
それらが絡み合って、誤算となる。
そこにさらに襲いかかる、エベレストという猛獣…。
スケール、迫力、緊迫感、極寒の痛さ…。
さすがに全てが実景って訳じゃないのは致し方ないが、劇場3Dで観ていたら本当に肌に伝わるような感覚に陥っていただろう。
ジョシュ・ブローリンがクレパスに梯子を掛けて渡るシーンなんて、怖ッ!
山岳アタックとサバイバルに主軸を合わせたのも見易い。
惜しむらくは、劇場3Dで見れなかった事。
確かに少々盛り上がりに欠け、遭難シーンは似たようなシーンが続く。
豪華キャストもフードを深々被って誰が誰やら。
でもこれは実際にあった悲劇を描いているので、この描き方は間違ってない。
映画として楽しめるかどうか。
酷評でもないが絶賛でもない微妙なレビューが多いが、それほど悪くなかったと思う。
スケールも映像の迫力も極限状況下の過酷さもドラマ性も平坦だった日本のエベレスト映画の方を先に見てしまったせいかもしれない。
予算も規模も設定も何もかも違うんだから比べるのはよくないのは重々承知なんだけど…、ゴメン。
こういうのを見せられたら、“神々の山嶺”なんて大層な副題は付けられない。
“畏怖の山嶺”
エンドクレジットのメンバーの実際の写真が見ていて悲痛。
あの日本人女性登山家には誇りを感じるも…。
山は美しい
迫力の映像はどうやって撮影したのだろうとそんな素晴らしい山の景観に一度くらい登ってみたいかな、なんて思いながら鑑賞、極限の状態では妥協は駄目だなという事は充分伝わった あと数メートルでも引き返すべき時は引き返す決断力が生死を分かつ、実話である事に少し無念さも感じた。
エベレストは美しく,そして恐ろしい。
1996年に起きた事実がベースになっている。それだけに,ストーリーにはリアリティがある。中盤以降で登場人物たちが次々にあっけなく死んでいく様が衝撃的。無事に生還した人たち当人の写真が最後に出てくるが,よくぞ生き残って生還したと痛切に思う。
ある意味酷なストーリーだが,映像は極めて美麗。エベレストの雄大な美しさを堪能できる。今回は自宅のテレビで観たが,こんなことなら劇場で観ておけばよかったと軽く後悔。
それにしても,ありきたりの表現になってしまうが,人間に対して情け容赦ない自然の厳しさに見がすくむ思いだ。なぜ人は,そのような恐ろしい自然に対して敢然と挑むのだろう。
所詮、ツアー客描写
山の怖さは充分に伝わったのだが、命をかけてまで何故、エベレストに登るのかが全く伝わって来なかった。
周りの人に迷惑かけてる感じが強く、これを観て登山家になろうとはまず、誰も思わないだろうな(笑)
山岳事故防止にはいい映画だと思います。
なぜ人は山に登るのか?
本当のことを言ってしまうと山に登るのに意味がなくなるのか?登山家はそれなりの理由をいうけど、そんな理由でエベレストは登れないだろう‼と言うことがよくわかる。
なんでこんなチャレンジをするのかわからない。何を証明したいのだろう?チャレンジした人にしかわからない感動や衝撃がまたチャレンジしたいということに繋がるんだろう。
山にヘリで上がることすら大変なのがわかった。
極限の恐怖
登山が趣味の私としてはやはり6000mというエベレスト、自然の偉大さ、神々しさを感じられた作品。
プロの登山家でなくてもお金があればガイドをつけてエベレスト登頂ができるようになったこの頃、自分本意だったり、人間の身勝手により事故が起こってしまったのだと思います。様々な小さなづれから大事故に。登山の際はどんな低山でもしっかり計画しようと改めて実感しました。
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