「"死"と"宇宙(そら)"に近い世界」エベレスト 3D 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
"死"と"宇宙(そら)"に近い世界
ベックが無事に救助されても、画面の中のエベレストに自分はまだ残っていて、エンドロールに入ってようやく、自分が"下山"を出来た気がした。
恐らくだけど臨場感はかの『アバター』(2009)より上だと思うし、高低差も凄まじいので、高所恐怖症じゃなくても恐怖…
ただ非常に重厚なので、それで評価は別れると思う。でも真摯に向き合い続けた映画でなければ出せないもの、描けぬものも確かにあるので、一度だけでも見て欲しい。
自然と人間、二つを通じて色んな思いに馳せれるので。
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