「少年達の冒険活劇。久々映画自体にのめりこんで見た!」トラッシュ! この街が輝く日まで miumanさんの映画レビュー(感想・評価)
少年達の冒険活劇。久々映画自体にのめりこんで見た!
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製作にシティオブゴッドのフェルナンド・メイレレス、脚本…アバウトタイムのリチャード・カーティス。監督、スティーブン・ダルドリーは映画だけでなく英国演劇 ナショナル・シアター・ライブでもヘレン・ミレン出演のザ・オーディエンスを演出するなどの実力を兼ね備えたベテラン。主役の役者ではない素人同然の男の子達が走り、ジャンプし、冒険する。暗い部分もあるものの、リアルをとことん追求した映画ではなく、製作意図にはどんな境遇の若い子達にも希望と強い意志を持って欲しいという宮崎駿にも似た冒険活劇。
原作は近未来が舞台だそうで、現実のブラジル社会に落とし込み、観客を納得させる出来になっているのはメイレレスの功績だと思う。またエリジウムに出ていたというワグネル・モウラという俳優の演技がとてもいい、特に中盤。反応がラテンというか、引き込まれてグッとくる。
そして英語、ポルトガル語など多言語採用も私の好み。
若者向き映画らしくテンポもよく謎解きも面白い!サスペンス要素も十分で手に汗握る場面もある。
少年達の動きにすっかり魅せられ、久々映画自体にのめり込んで見た。本当に久しぶりだった。
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