劇場公開日 2015年8月28日

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「相変わらず下品だが安定した続編」テッド2 えのきちさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0相変わらず下品だが安定した続編

2015年8月30日
iPhoneアプリから投稿

『テッド2』を鑑賞。
見た目は可愛いゆいぐるみだが、性格は下品極まりなく、過激な暴力シーンやエロシーンは存在しないのにR15指定となった作品の第二弾である。

テッドはめでたく恋人と結婚し、幸せな家庭を築こうとしていた時、相棒のジョン(マーク・ウォールバーグ)は半年前に離婚し、未練を断ち切れずにいた。1年後、夫婦喧嘩が絶えないテッドは子作りを提案するのだが、ひょんな事から役所から人権がないと通達が来てしまう。仕事はクビに、結婚は白紙に。
ジョンは弁護士のサマンサ(アマンダ・セイフライド)と一緒にテッドの人権を認めてもらうべく奔走する。

相変わらず下品なセリフ満載のコメディである。
何も知らない人が観るとドン引きレベルの低俗ぶりなのだが何しろ第二弾であるから、観客は覚悟の上であろう。

劇場公開前に地上波で前作が放映されたが、セリフの大半は修整され、かなりマイルドになっていた。
TV版しか知らずに今作を観たら、少々面食らうかも知れないので注意が必要だ。何しろセリフだけでR15指定なのだから。

前作が楽しめた方なら間違いなくオススメできる。
と言うより前作にドン引きした人は観に行かないだろうから問題は無い。

とても下品だけれども愛らしいくまのぬいぐるみを満喫していただきたい。

えのきち