「良い最終作」96時間 レクイエム nickyさんの映画レビュー(感想・評価)
良い最終作
最近のシリーズ物映画として安定してたと思います。
続編物の映画の質が落ちるのは良くある話、(監督やキャストの気分だったり趣向を変えて新しいものにチャレンジして失敗したり年だったり)この作品も実際そうです。
リーアムニーソンも年でしょうか、それともキャラクターとしてわざと鈍くしているのか、恐らく前者でしょうが、動きにも鈍さが出てきて、これまでの作品の演出のままでいくと明らかにその年が露呈して映画全体の質がこれまでにないほど悪化したと思われます。
場面のカットが多く激しい動きもその鈍さをカバーするようなワークです。
個人的にFPSをよくやっていてアクション映画も良く見るのでそこは気になりませんでしたがそれでも「ん?」となるような状況説明・カットもあり巻き戻したりしましたw
ですがこのシリーズの内容の本質はタイトルが死んでいる事を除けば初期ストーリーから何も変っていないと思います。「家族の為に努力する父親」そこがおさえられているからこその面白さだと思います。今回も良い父親を見せてくれました。
演出や脚本の説得力については綺麗ではありませんでしたが、キャラクターはしっかりと変らずの面白さでしたし、アクションの見せ場・その段階もあったので高評価です。
ただ、欠けている物が多いのに変りはないので、ここで終わらせるのは良い判断だと思います。そこも高評価w
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