「前2作と比べると、ストーリ展開は今ひとつに感じた。」96時間 レクイエム Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
前2作と比べると、ストーリ展開は今ひとつに感じた。
リュック・ベッソン 製作・脚本オリビア・メガトン監督による2015年製作(109分/G)のフランス映画。原題または英題:Taken 3、配給:20世紀フォックス映画。
劇場公開日:2015年1月9日。
今回の舞台は主人公の居住地のロサンゼルス。前2作で元妻(ファムケ・ヤンセン)への愛はあまり感じられなかった(脚本のリュック・ベッソンは4回結婚)ので、やっぱりとも思ったが、冒頭いきなり元妻は殺され、その容疑者として警察に追われる展開に。
元妻の夫(ダグレイ・スコット)が悪人で妻に保険金をかけていたというのも、予想された展開。大活躍するリーアムニーソンのアクションは悪くないが、妊娠を彼氏に言えずに悩む大学生の娘(マギー・グレイス)が、前作と異なり活躍の場面があまりなかったのはかなり残念だった。
警察の情報を得るために、わざと捕まりパトカーに連行される展開は面白いと思ったのだが、サムに解析依頼した情報がどう活かされたのか?見過ごしてるかもしれないが、分からなかった。
監督オリビエ・メガトン、製作リュック・ベッソン、脚本リュック・ベッソン ロバート・マーク・ケイメン、撮影エリック・クレス、美術セバスティアン・イニザン、衣装
オリビエ・ベリオ、編集オドレイ・シモノー 、ニコラ・トレンバジウィック、音楽ナサニエル・メカリー。
出演
ブライアン・ミルズリーアム・ニーソン、ドッツラーフォレスト・ウィテカー、レノーアファムケ・ヤンセン、キムマギー・グレイス、スチュアート・セントジョンダグレイ・スコット、オレグ・メランコフサム・スプルエル、サムリーランド・オーサー、ジョン・グライス
アンドリュー・ハワード、ディラン・ブルーノ、アンドリュー・ボルバ。