さよなら、人類のレビュー・感想・評価
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修行
この監督の作品を見るのは『散歩する惑星』から2つ目だけれど、『散歩〜』とテイストも同じ感じだったので、別に観なくてもよかったかな。という感じ。
ひとつのシーンをもうちょいしつこくやってくれたらいいのに、割とすぐにシーンが切り替わるので、笑いたいのに笑えない「笑わせてよ」状態がずっと続いて、最後まで見続けるのがかなり修行だった。
知的アート・エンタテインメント
生と死、悲劇と喜劇、シリアスとコメディ、日常と非日常、今と昔、動かないカメラと長回し、シンプルさと細かいディテール。
深く考えるな!感じろ!感じろ!...そして後で、じっくり考えろ!
絶妙、絶妙、絶妙!そして、素晴らしい!
突き放して観る映画
基本はコメディーなので笑えば良いと思うのだけど、
計算された画面造りが売りの監督さんの様なので
確かに画面はもの凄く美しくしっかり作り込まれ過ぎて
逆に教訓的なものを得ようと構えてしまった。
オフィシャルサイトでモンティーパイソンとかが
引用されていたので
構えずにもっと突き放して、
バカだな〜〜と笑えば良いのかも。
苦笑いの部分もあったけど
途中、何話か寝ちゃいました。
テレビのコント番組等では笑い声が足してあって
ここで笑うんですよ!とサインが出ていますが
あれって、観るものの判断力を
いかに奪っているかがよく解ります。
自力で笑い処が見つけられない。
と言うか、大人しい日本人は人が笑ってないと
自分だけ笑う事が出来ないんですよね。
きっとこの映画も同じ様に笑い声を入れてあれば
笑い処が解るのかも〜〜
板尾創路が予告編のナレーターをしていたスウェーデンのシュールなコメ...
板尾創路が予告編のナレーターをしていたスウェーデンのシュールなコメディ。三部作の三作目らしいですが、39のぶつ切りのシーンから成り立っていて、ちょっと変わってます。喜劇やけど物悲しい雰囲気。
繰り返し出てくる登場人物はいるんだけど、ストーリーというのがないので、右前の人は途中で目薬さしてたし、左前の人にいたっては終わったのに気づかないくらい寝てた。面白かったけどなぁ…。
これはめずらしい!
まーーーったく面白くなかった(笑)
どこも、一箇所も面白くなかった(^^;;
どのシーンもアップがなく定点撮影
役者の表情も伺えない…どメイクだし
なにを言いたいのか考えるに
人はあっさり死ぬ…もしくは
人はあっさり死なない
と言うことだと思う
フジテレビのコントのごとく
「笑う犬の生活」など00年付近のフジテレビのコント番組を連想した。そもそも理解してもらおうという気なんて更々ないロイ・アンダーソンの作家性がついに大爆発。
セットで映画を撮ることの素晴らしさを再認識させてくれたが、だからといってよくわからない設定を紐解く気にもならず、退屈な映画という総括で許していただきたい!
唯一、猿が電気ショックを浴びるシーンだけは例外に笑ってしまった。
アコーディオンの音が心地よい
待ちに待ったロイ・アンダーソン作品。
頭、使うんだなこれが。
頭使って観るから観終わったときの疲労感はんぱない。
でもこれがロイ・アンダーソンおじさんの醍醐味だと勝手に思ってる。
少ないセリフ。これでもかというくらいの間の取り方。サラッと描かれる人の死。
アコーディオンの音。
シンプルだから一番難しい。
とにかく感情移入しにくい。
スウェーデンの冬。それはそれは寒くて長くて、暗くて。寒くて。長くて。暗くて。そんな冬を知ってる人にしか作れない世界観。
映画館で観てほしいぜひ。
難解。忍耐力と睡魔との闘い
3部作の最後しか見ていないためなのか、それともヨーロッパの歴史に精通していないためなのか、難解な作品でした。
静的な画面の連なりに、言いようのない睡魔に度々襲われ、さらに理解困難になったと思います。
フィックスとはいえ、画面の隅々であらゆる演出が成されていて、とてもじゃないけれど、1度では全てを捉えきれないと感じました。
作品の意図するところを感じ取らなければ、ほぼ退屈な作品と見做してしまうことでしょう。そう言っている自分自身がまさにそう思ってしまったわけです。
とはいえ、金獅子賞という謳い文句にそそられる人は多いはず。見る前の予習は惜しみなくしておいた方が賢明です。
面白かった
初ロイアンダーソン作品でした。
間が良かったです。
シチュエーションごとにワンカットなんですが、そこでの間や人の動き、絵がこだわりがある感じで良かった。
何回も撮り直したんだろうなぁ...
ストーリー的には...ねw
なんでここでこのシーンなのとか、話の展開がわけわからなかったり。
正直何を言いたい映画かは分かりませんでしたw
過去作見ないと駄目かな...
だから、内容を見に行くというよりそれぞれのシーンという絵画を見に行く感覚の方が良いかも。
個人的には好きですが、おすすめはしませんw人によってはただの苦痛な映画だと思いますので。
苦痛でした
予告に惹かれ見たのだが、退屈極まりない今年ワーストワン。観る側にとって三部作の〜とか関係ないし。つまらないテレビのショートコントみたい。僕には全く時間と金の無駄。単館上映なのも納得。冒険はするもんじなゃない。
笑えない映画。
オフビート感覚に満ちていて、カウリスマキの映画にも似ています。ストーリーはよく判らないのですが、スウェーデンの近代史、現代史を織り交ぜているような描写もありました。笑いを誘うような描写もあるのですが、何故か私は全く笑えませんでした。北欧のうらぶれた街を舞台に展開されるこの映画には最初から最後まで生気が感じられませんでした。隙間風が絶えず吹いているのです。判らない映画には二通りあります。判らないけど、もう一度、観てみたいと思わせる映画、判らないけど、もう二度と観ないであろう映画。この映画は私にとって、間違いなく後者に属している映画です。ベネチアで金獅子賞を獲った映画なのだから、なんらかの収穫があるであろう、と思い、上映に臨んだのですが、結局、何も残りませんでした。気になる方は早めにご覧になった方が良いと思います。早めに打ち切りになる可能性大、です。
恵比寿までの往復、全く、骨折り損でした。
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