愛の小さな歴史のレビュー・感想・評価
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ラフマニノフ交響曲第二番第三楽章の第一主題だけが人生ではない。
期待造反理論。
どんなに反省しようと裏社会の若者は裏社会の人間。
どんなに反省しようとアル中親父はアル中親父。
そこから抜け出すには、観念論だけではどうにもならん。
足を洗いたくば、司法の判断を委ね、組織を壊滅させる行為を命がけですべし。アル中はきっぱり酒を止めて治療すべし。
日本のチンピラの取り立てが厳しくて、自殺してしまうほどヤワなインド人はいないでしょ。インドに限った事ではないが、在日インド人社会は他の在日外国人社会と同様堅固な社会である。
なんでラフマニノフ何だね。ピアノの独奏に編曲までしているのにもかかわらず、映画がただの浪花節。
昔の8ミリ映画みたいに感じた。
人の不幸を無理矢理演出した日本映画の黒歴史。そのもの。
で、最初のショートカットの少女が登場するが、関連性が分からないが。
推測のネタバレ
つまり、ショートカットの少女はこの問題満載の男女の娘って事?
ややっこしい!
【二組の”家族”の過去の哀しみ、怒りを乗り越えて、相手を赦す姿を描く。物語の構成もやや粗いが、巧い作品である。】
ー 日本のインディーズ映画を牽引する、中川龍太郎の魅力が溢れる作品。-
■東京の片隅で食品の配達で生計を立てている夏希(中村映里子)は、ある日、突然訪ねてきた青年(池松壮亮)から母と自分を捨てていった父親(光石研)の消息を知らされる。
一方、借金の取り立てをする夏生(沖渡崇史)は、長らく疎遠だった妹を思い出し、夏希と夏生はそれぞれ再び家族をやり直そうとするが…。
◆感想
・今作は、赦しと、再生の物語である。
・幼き頃に、父に虐待を受け捨てられた娘と父との再会。長らく音信不通だった妹と再会した取り立て屋の男の、自らの行いを恥、改心していく様が、美しきラフマニノフの曲を背景に描き出される。
<そして、出会う事のなかった男女が複雑な感情を長年抱えてきた家族に、赦しを与える中、恩寵の様に結ばれる姿。
佳きアーティスティックな作品であると思う。>
中川龍太郎監督の作品なので、、
中川龍太郎監督作品なので、観てみようと思った。粗削りな感じのインディーズ映画のような雰囲気。娘に暴力をふるって出ていった父親、妹を置いて家を出ていった兄、それぞれの家族のオムニバス。
時を経て、娘はその父親と暮らし、兄は妹と暮らすようになるが、娘は父親の過去を許せず、妹は兄の過去を許せないまま、父親と娘は亡くなってしまう。
喪失した者同士が出会い、付き合い、子供をもうける。とても重たい内容で、各俳優たちの演技が重きを置くような脚本。
ただし、感情が高ぶりすぎて共感できにくい部分があるが、中川龍太郎監督作品の喪失感のテーマが味わえる作品。
親子の絆は先天的か?
憎んでる父親のもとにいきなり住みつく女の行動が意味わからない。所詮その程度のDVだったということで、それを映画にしようってのがどうも。借金取りやってる男も設定が古いし、それを新しく見せるための取材の跡も演出もない。『恋人たち』の偽物のように感じた。使い古されたセリフのオンパレードなのもキツい。
それぞれが遺体で発見されたという瞬間に、あんな風に泣くものなのだろうか。リアリティを感じない。裏切られたとはならないのか。
すごく好きな作品です。
昨年の東京国際映画祭で観ました。
昨年観た映画の中で一番好きかも…と思うくらい、大好きな作品です。
ネタバレしたくないので少しだけ…
私がこの映画を観た感想は
『こういう素敵な作品があるんだから、まだまだ生きて、これからも素敵な作品と出会っていきたいな。』でした。
光石研さんもとてもリアルなお芝居をされていて、一見の価値ありです。
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