神様なんかくそくらえのレビュー・感想・評価
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そんなに深く刺さらなかった
・薬物ジャンキーのホームレス生活の日常を切り取ったような映画
・主役のハーリーが目が虚ろで不安定な印象を強く持った
・カッターの刃で自作手裏剣を作る元カレのイリヤw
・カミソリで腕を切るシーンは他の映画などで何度も見てても声が出る
・映画らしい展開をことごとく回避してただ底辺の生活が垂れ流され、唯一マイクからの電話を空に投げたら花火となるシーンだけ映像的な演出だった
神のみぞ知る
ニューヨークを舞台にドラッグ漬けの救いようのない日々に埋もれた愛情を描く。
「あなた以外は全部ゴミ」というキャッチコピーを引っさげたこの作品。腐りきった日常の中で異性に依存することでしか愛する意義を見出せない現実故の言動がとても多いです。悶々としたこの日常と感情を掻き立てるような音楽が印象的でした。
現実と妄想の狭間を行き来するのでどこまでが真実かはわかり辛いし、彼らがどうなるのかはまさに神のみぞ知ること。
自分の知らない生活を興味本位で見続けてしまった。
カジュアルな中に個性のあるファッションが結構好みの一作
見せられてるだけの感覚なんだよ
1人の女性ジャンクが愛に溺れて自殺未遂をするところから映画は始まる。
そこから延々と、若干どうでもいい、ドラマもへったくれもないジャンキーの日常を延々とただ『見せられる』映画。
どうせなら『魅せられ』たかったんですが、どこにも素敵な要素はなく。特にリアリズムもない。
これが映画界で注目を浴びたのは主演アリエル・ホームズの痛烈なまでに記憶に残る演技らしいが、彼女自身の経験に基づいて製作された映画なだけあって台詞1つ1つに熱がこもっている。
ただ映画として面白いとか、何か学ぶところがあったとか、はたまたドラッグって恐ろしい、絶対にやってはいけないわという教訓が秘められているとかそういう作品ではなく、ただ本当に日常映画でしかないので、退屈に尽きる。
実話なんだかわからないが
面白くなかった、荒んだ生活をするホームレスの若者を描いたのだろうけど 期待した内容ではなかったな。
彼らは彼らなりの純粋な気持ちがあるのだろうけど、いい事悪い事というより生きる事の意味がよくわからなかった、何かスッキリしない作品だったな。
野良猫みたいに好き勝手
人間にあって動物に無い羞恥心も失われた彼女は野良猫みたいに周りに擦り寄って逞しいよりか弱々しく、だがハスキーボイスに強さも垣間見れる。
世間からしたら堕落した最悪な生活だけどそんな人生から抜け出す気なんか毛頭ない今の現状に環境をむしろ楽しんでいる。
A・パチーノの「哀しみの街かど」に雰囲気が似ていて本作は70年代と変わらずジャンキーな若者がその日暮らしで変化無し。
感情移入とか共感とかストーリーに何も起こらないとかソコを求める映画では無い筈。
実体験を本人で演じた彼女の魅力を感じるし何気無い日常に会話が飽きずに楽しめる。
桜井薬局セントラルホールにて鑑賞。
ただ
ただ、ただ、
麻薬中毒者たちの日常を描いた映画
彼らのバックボーンは何一つ描かれず 語られることはなく
多分、とてもリアルであろう彼らの生活を見せられ 彼らがどうしてここに辿り着いたのかを知りたいと思った
寛容な愛
「神様なんかくそくらえ」というタイトルに惹かれ鑑賞。主演女優の実体験に基づくストーリーということで、壮絶な人生経験を鮮烈に見せつけられる90分になった。音楽も良い。映画的にどうこうというと評価が分かれるかもしれないが、リアルな人の人生経験を覗ける点では素晴らしかった。リアルを強烈に脳に叩き込まれて一度観れば忘れない作品になる。
意義はあるだろけれども
はっきり言ってつまらない。
むかつくし革新的でもないし、古臭いし、映像も美しくも強烈でもない。
演技だけは凄いといえるかもしれないけれど、それだけのこと。
興味本位で賞を与えたとしか思えないこの映画は、決して興味本位で見てはいけない、いや、興味本位で見るのが適しているのか、よく分からないけれど、自分にとっては時間の無駄であった。
富田勲の音楽がねぇ…古臭さと苛立ちを助長する一方、堕ちていくイメージにはまっていたようにも思うし、ただ、だからといって見るべき映画とも思えないし、とにかく、良くなかったとしか言えない。
真の主演女優賞はアリエル。
第27回東京国際映画祭グランプリ&監督賞受賞作。
主演アリエルの実体験に基づくドキュメンタリータッチの映画。ニューヨークのホームレス・ジャンキーのリアル。
ストーリーはあるようでないが、ただただアリエルの存在感に圧倒される。
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