家族はつらいよのレビュー・感想・評価
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他人もつらいよ。
いかにも昭和風情の漂う一家を主役にしたホームドラマ。
よくある事件によくある決着という「またか」という展開が
実際当たり前に起こることから中高年には共感必至かも?
我が家の母は、この奥さんのように文句も言わずに亭主に
仕えるというタイプではなかったので(汗)実感し辛いうえ、
長男である兄貴もサッサと家を出て地方で結婚し家を建て
年に何回か顔を見せる程度なので、この家の苦労を一手に
背負っているような(相続上は他人の)長男の嫁がいちばん
気の毒に思えた^^;次男の引っ越しの際、その彼女に手を
差し出し「あなたが羨ましい」といったのは正に本音だろう。
ただ昭和の家族事情はこうだったんだよなぁーがいっぱい。
熟年離婚も珍しくなくなった昨今、女性が思いきってモノ
を言えるようになり、食べていけるようになって、時代は
男性主導ではなくなってきたが、まだ監督の世代などには
こういう家庭が一般的なんだろう。そこは見ていて面白い。
小津の頃から親子間は複雑で自立を伴い他人が入ることで
其々の思惑もどんどん変わる。実の親だから子だからなど
もういえない時代になってきているからこそ作られる意義
のあるホームドラマ。つらいよ、っていうのもよく分かる。
(山田組が好演。他作品とも被る顔ぶれなので続編に感じる)
誰でも楽しめる映画
良質なホームコメディ、橋爪功の独壇場?w
「家族はつらいよ」を観て・・
家族っていいもんだ!
しみじみ
やっぱり山田洋次監督最高!
面白かった
感謝の気持ち、愛情は言葉に出さなきゃ・・・
家族ってば。
松竹120年の伝統が息づくホームドラマ。まったく安心して観ていられる山田洋次の名人芸が堪能できる。
何十年連れ添った妻から離婚を言い渡される。まあ、それまでの夫の行状を見ていたら、それもむべなるかな。
夫婦には3人の子があり長男夫婦、長女夫婦ともに言いたいことを言いあってケンカが絶えない。
そんな大家族のあれこれを微笑ましく観ているうちに、映画は大団円を迎える。
山田洋次、平松恵美子のオリジナル脚本が素晴らしい。手慣れた材かもしれないが、1本の映画に仕立てる腕はさすがである。
役者陣は「東京家族」の面々で、こちらのほうがそれぞれの役にはまっている。あて書きであるから当然である。
今回は、夏川結衣が出色であった。まったくなくてもかまわないうな重のくだりの夏川結衣は本当に楽しかった。
「男はつらいよ」のように続編が続々と作られるかもしれない。観客はたぶん待っている。
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