「いいか悪いかというよりも」ギリシャに消えた嘘 マッターホルンさんの映画レビュー(感想・評価)
いいか悪いかというよりも
太陽がいっぱいという映画は、心から苦手。人の心理をえぐるような怖さが、耐えられない。だからこの映画もそこまで怖くないけど、人の心の弱い部分をつつくみたいで、ものすごく嫌悪感。なので、映画として、また物語の成り立ちとして完璧なのだから、でき具合は素晴らしい。
でも好き嫌いだと、大嫌い。ギリシャに消えた嘘というタイトルにひかれて見てしまったけど、太陽がいっぱいの作者の映画とわかっていたら見なかった。こういう話って、不毛だと思うけど、なんだか世の中にはたくさんあります。なぜ作るのかな、見るのかな。雨の午後がまた暗くなってしまった。
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