ガルム・ウォーズのレビュー・感想・評価
全30件中、21~30件目を表示
覚悟はしてたが、ワケわからず
私、決してアニメ好きってわけではないですが 攻殻機動隊 大好き、パトレイバー 好き、イノセント 感動!、アキラ 大好物‼︎ って理由だけで観た。
セピア色に覆われた感じの画と あの犬…、アバロンって映画を思い出した。知ってる方、いますかねぇ〜。
映画.comでの予習は ほとんど役に立たず。おんなじ顔の女戦闘員が 例のクローンだってことだけは分かったけど、あとはチンプンカンプン´д` ;
それでも、特に風景のCGには感動‼︎ クリエーターの気合いを感じる。
とにかく、次は巨人マシーン軍との戦い⁈
ストーリーはわからなくても また観るもんネ‼︎ ♪( ´▽`)
絵作りが豪華
実写ではAvalon以外あまりぱっとしない押井監督。ただ、今回の実写は個人的にグッときました。
企画始動の時から凍結までずっと見ていて、それが再開された喜びを差し引いて考えても自分の中では高評価です。
ストーリーはいたってシンプル。強引に解釈すると「詐欺にあった爺さんとそれに巻き込まれたカップル(笑)」。なので確かにファンタジーなのですが、一人称の視点ということもあり、世界観の奥行にかけるところはあります。
日本語吹き替え版と字幕版両方ありますが、吹き替え版だとカラがやや力強い女性のキャラになっているのに対し英語版は、最後に登場するあるキャラクターのしゃべっている内容がはっきりとわかるものになっています。
1回目を見たときは戦闘シーンやセットデザインに目がいきますが2回目みたときには会話のほうに目が行きました。ある種の現代批評も入っていますね。
あと絵作りがなんだかんだで贅沢です。これだけの物量のカットに色を付けるのは大変だったと思います。相当贅沢なつくりをしているので、邦画ではなかなか真似できないと思います。
ただ日本語吹き替え版だと音声のほうに音響を合わせているのか、川合憲治の神がかった音楽が戦闘音、爆音でやや聞き取りずらかったところもありました。なので−0.5です。
これが作りたかった映画ですか?
予備知識ほとんど無しで、観ました。
(監督念願の企画とかは、ニュースとかで知ってましたが。)
感想は、・・・なんか観たことあるSFファンタジー!しかもダルい。
先ず、章仕立てにしてあるのは、何故?
字幕、吹替えで世界観説明しまくり!
それでも分かりづらい名前、色々。
(主人公が、存在意義に葛藤してるみたいなやりとりがありましたが、深みが無いと言うか・・・。だってイキナリ話が始まって、イキナリ話が終わる構成だから!)
90分くらいの映画なのに、長く感じる登場人物同士の会話や演出。(それが、売りなのかも知れませんが。)
犬が神聖なもの扱いは、結構ですが、SFなのに現実にいる犬使ってるから
主人公を、犬が助けるシーンもなんかチープ感(SFだから架空の動物でもいいんじゃないですか?)があるし、そもそも神聖な犬になつかれた人を殺めるのは、罰当たりみたいな設定入ります?話に絡まないし。うろうろしてるだけ。
ラストも、「これで、続編考えてるの!」て言うか、何も話が始まってないんですけど。主人公が絶望しただけ?
個人的には、これ、実写よりアニメで、最近のアニメ映画みたいに一時間くらいで連作にすれば良かったのでは?
予算が無い?
ちゃんとエンタメしてるじゃん!!
押井守監督最新作...というか15年前から構想&企画は存在していて、諸々の事情で凍結、結果的に現在公開に至るという本作。
キャメロンのアバターに先を越されたと押井は言うけれど、予算の差故のCGクオリティの差は置いといて、ガジェットやメカのデザインや哲学的なテーマはアバターよりも心にグッときた。
しかもだよ、いつもの押井作品より戦闘シーン多いじゃん!ある程度は解り易い内容だし、普通にエンタメ作品として成り立ってるじゃん!
「日本人が撮るファンタジー映画」という事で、サブカル的な外連味アリ、物語&世界観をその成り立ちからしっかりと構築、限られた予算の中で魅せる映像、充分観る価値のある映画だと思う。
というか日本人がここまで挑戦的な事やって、そんでここまでの作品に仕上がってんだからさ、観に行こうぜお前ら...お前らもバセットハウンド好きじゃろ?え?違うのかい?
(あ、攻殻とナウシカとスカイクロラ混ざってね?って思いました。アレ巨神兵やんけアッハッハッ!!)
すごい、圧倒されました
すごい映像です。
いつものように、何の予備知識も無く、
つまり、予告編も見ていない、チラシも読んでいない状態で、
ただ、「押井守」、「鈴木敏夫」という名前だけ見たので
公開初日に行きました。
正直、アニメなのか、実写映画なのかもわからず、
物語についていくのが難しかったです。
でも、すごかった。
映像のキレイなこと、迫力に圧倒されました。
帰宅して、チラシを読んだり、当日、5月20日付けの朝日新聞の
夕刊の紹介を読みました。
なるほど、こんなに、押井監督の情熱がこもっているんですね。
迫力満載なことに納得です。
大好きな「ガルパン」のように、
気楽に見てくることはできないけれど、
この「ガルムウオーズ」を、おすすめします。
攻殻+FF
相変わらずといってもいい、押井守節。それにジブリの鈴木Pが絡んでくるのだからまぁある意味アクの強い内容に仕上がっている。SFファンタジーの定石とは思うのだが、あれだけのCGをみせられて、ある意味満腹感漂う仕上がりだ。
作品的には時間が短いせいもあって、これは始まりの章。ラストは次回に続ける意味合いで落としている。
一番困ったのは、とにかく登場人物や世界観の名前がさっぱり憶えられなかったこと。もう少し分かりやすい名称にして欲しかった。
そして、短い時間の割にはスピード感はあまり感じられず、正直睡魔に何度も襲われた。首を振って眠気を払うのに必死。もっとも問題なのは、はっきりいって深みが感じられなかったこと。サッパリ感が否めず、もっと情念みたいなものはないのかなぁと、これじゃ感情移入が難しい。設定がクローンのみでしか人間の繁殖できないという縛りがあったためか、しかたないのだろうけど・・・
これもまた相変わらずのバセット犬の登場。しかも今回はまるで主役級の出ずっぱり。何を訴えたいのかさっぱりわからない。
はっきり言ってこれこそ押井ヲタクの為の映画なんだろう。ガンアクション等はさすがだと思わせもし、またCGでの乗り物系のディテールはマニア心を擽るのだが・・・
全30件中、21~30件目を表示