「情熱と誇り」ビリー・エリオット ミュージカルライブ リトル・ダンサー 由由さんの映画レビュー(感想・評価)
情熱と誇り
私は映画「リトルダンサー」が大好きです。何度も観ては、ビリーの抑えきれない情熱と、父親の息子に対する無償の愛を感じて、胸が熱くなります。
このミュージカルでは、舞台の始まりから終わりまで、舞台全体から、ビリーの踊りに対する感情が、溢れていました。
また、父親が息子のためにスト破りをしようとする場面は、やはり思わず涙が出てきました。
映画と違う印象を、良い意味で持ったのは、ストが終わり、街の男の人たちが再び炭鉱の仕事に行く場面です。
ヘルメットに付けた電灯が眩しく光り、男の人たちはみんな堂々としていて、将来の見通しは明るくない状況でも、誇りを持って生きているように見えました。
自分も、情熱と、誇りを持って生きていきたいと、前向きで強い気持ちをくれるミュージカルだと思います。
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