ビリー・エリオット ミュージカルライブ リトル・ダンサーのレビュー・感想・評価
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エルトン・ジョンか!
リトル・ダンサーを去年見て、ブルーレイを買った。
レポしなければならないが、再び、常識が崩された。
申し訳ない言い方だが、子供がここまでやっちゃう!だから、層の厚さは相当なものだと思う。だからだから、僕が見ていないこう言ったミュージカルがまだまだ沢山あるのだと思う。
ブロードウェイよりもアメリカみたいに感じた。彼らの芸の質はアメリカ人にもかなわないと思った。泣けて笑えて、感動する。そして、楽しくさせる。正月第一弾がこの映画で本当に良かった。
しかし、イギリス人って下ねた好きなんですね。
Mr.ビーンが突然踊って歌い出すって事だ。僕の価値観が完全に変わった。
ブラボーって言えないのが残念だ。
この炭鉱を閉山して、40年が経った。だからイギリスは石炭の火力発電止める事が出来るんだね。でも、20万人の芸のない無骨な炭鉱夫は今どうしているんかなぁ?まさか、みんなリトル・ダンサーになった訳でも無いだろうに。
音楽、エルトン・ジョン!だが、アイリッシュフォークソングまで出てくるとは。
舞台芸術の高品質の映像化
イギリス映画の記念すべき名作「リトルダンサー」のミュージカルライブ。舞台出身のスティーブン・ダルドリーがその真価を余すところなく見せ付け、リー・ホールが脚本・歌詞を練り上げて、エルトン・ジョンの音楽がまた素晴らしい。すべてが揃う三位一体のミュージカル。ライブ映像の単調さを補うカメラワークも良く、生の舞台で得られない迫力もある。ビリー役のエリオット・ハンナの演技力とダンスの切れ味と、ウィルキンソン先生役のラシー・ヘンズホールの歌唱力と豊かな表現力が、特に素晴らしい。初舞台から約10年磨き上げた完成度に感服しかない。
第一幕は、Solidarityのバレエ教室と組合ストの攻防が重奏するユーモアと音楽の高揚感と、クライマックスのAngry Danceの迫力ある演出とビリーの限界に挑むダンス。
第二幕は、Dream Balletのオールドビリーとの「白鳥の湖」でチャイコフスキーの曲を生かした舞台ならではの表現と、Electricityではビリーのダンスへの思いを爆発させる。そして、Once We Were Kingsでは炭鉱夫たちの挽歌が優れた舞台演出で歌われる。
見応えある場面の連続に拍手を惜しまない。
情熱と誇り
私は映画「リトルダンサー」が大好きです。何度も観ては、ビリーの抑えきれない情熱と、父親の息子に対する無償の愛を感じて、胸が熱くなります。
このミュージカルでは、舞台の始まりから終わりまで、舞台全体から、ビリーの踊りに対する感情が、溢れていました。
また、父親が息子のためにスト破りをしようとする場面は、やはり思わず涙が出てきました。
映画と違う印象を、良い意味で持ったのは、ストが終わり、街の男の人たちが再び炭鉱の仕事に行く場面です。
ヘルメットに付けた電灯が眩しく光り、男の人たちはみんな堂々としていて、将来の見通しは明るくない状況でも、誇りを持って生きているように見えました。
自分も、情熱と、誇りを持って生きていきたいと、前向きで強い気持ちをくれるミュージカルだと思います。
素晴らしいの一言!
トニー賞の授賞式で見て、いつか観たい!と願い、5年。まさかのライブビューイング!東京から始まり、「お願いだから、関門海峡渡ってきて!」と、願い続け、公式ホームページとにらめっこの、1ヶ月。福岡での上映が決まった時、思わずガッツポーズ&飛び上がって喜びました。
私は長崎在住なので、「これで長崎で上映がなかったら悲劇!待ってらんない」と、思い、とりあえず福岡へ。
まー、もう本編始まって5分で、はまりました!全てが素晴らしいです。端々まで凄い!何役も演じてるアンサンブルの人たちを見つけるのも楽しみの一つ。歌がまたよく、泣きました。
ハマりすぎて、福岡で5回、東京で1回。そして、CDまで買いました。長崎でもぜひ上映を!
エルトンジョン 天才
リアルなビリー
リトルダンサーを思いながら
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