あと1センチの恋のレビュー・感想・評価
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人生の紙一重のすれ違い
互いに想いあっている2人のちょっとした想いやタイミングのすれ違いや勘違いを、誰にでも共感できる形で観ている人たちを引き込ませるような映画。
本当に、「あー、なんでここでこうしなかったんだ〜」「わー、ここで!?」と、焦ったくもむず痒いシーンは、王道な展開であっても、その1センチがどう動くか、ついつい気になってしまう。
たった一つの原因で、距離が離れ、それぞれの人生を歩んでいくことになるという現実の厳しさも、観ていて主人公たちに寄り添える要因。
しかし、たとえ距離が離れていても、それぞれの人生を歩んでいても、やはりどこかで互いを想い合いつながっている。その想いの強さに、切なさを感じつつ心が震える感動も。
すれ違うわけやポイントを端から見れる鑑賞者は、少しずつ運命の恋のきょりを縮めていく二人をみてどこか満たされるかんじを覚えれるストーリー。
最後には必ず晴れやかな心でいられるはず!想い続ければ、曲がりくねった道でもいつかは結ばれる。そんな理想の恋を信じたいと思えた作品。
絵として観てもキレイで面白い
すれ違い続けたからこそお互い想い合い続けられたんだろうなあ
とりあえずリリーコリンズかわいいです。
作品としては良かったけど期待し過ぎたせいかそこまでの感動はあまりなかったです。
なかなかうまくいかない
幼い時から一緒にいて2人とも同じ気持ちなのに言動が上手く噛み合わなくて全然くっつかないのがムシャクシャする‼︎
周りの人達はみんな気付いてるのに本人達だけ気づかないことがあるのかと笑。
一番最初のパーティーやクラブのシーンが終盤にかけてこういう風に繋がってくるのかとちょっとだけ感動した。
最後はハッピーエンドになるからみんなに勧められる映画だと思う。
久しぶりの恋愛映画
2人の思いのすれ違い。幼馴染みだからこそ複雑になりたくない、ケンカせず、このままの関係でいたいという思いがとても伝わってきた。
恋愛映画は久しぶりに観たが、とても良かった。この映画は幼馴染みという設定で始まり、邦画でよくある高校生の青春の物語とかではなかったから、違う形の恋愛映画を観れたなと思った。
リリーコリンズ、可愛かったです。
リリー・コリンズがキュートすぎ!
P.S I love youが好きだったので鑑賞したが、やはり外さないなという印象だった。ストーリーは王道のラブストーリーで展開は読めるものの逆に予想を裏切らないその展開が心地よい。更に個人的に一番この映画でオススメしたい部分は音楽。一番最初のBurt BacharachのI'll never fall in love you againを流すあたりからイイなと思った。その後のサントラもかなり良い。リリー・コリンズもかわいいし、かなり楽しめました!
んー
愛を伝えるってどれほど困難なのだろうか。そして、どれほど重要なのだろうか。
それが知れた作品。
でも、なんか、もう、私の価値観から離れすぎてて(特にセックス)中に入ることはできなかった。もどかしいだけの中身のない恋愛模様だと思った。少女漫画のような。
ただただ海外版少女漫画実写化
ドアマンの父の莫大な遺産
すれ違い系の恋愛物語。お約束の個性的な良き理解者付き。これに記憶喪失が加わると韓流ドラマが出来上がる。あるいはどちらかが病気で死んでしまうと若者向けの今時の邦画作品が出来上がる。
こういった恋愛物語はできればちゃんとハッピーエンドでスッキリ終わって欲しい。散々感情移入させておいて最後に病気になりましたなんて悲しいに決まっている。そんなのズルい。
その点、この作品はスッキリハッピーエンドでみんなハッピー。作中のいい奴らにもちゃんとハッピーなエンドを忘れない気配りでいい感じ。
小物の使い方が上手い。
常に軽快な音楽と共に時が流れていく。
作品は主役がロージーとアレックスの幼い頃からスタートしていくが、二人の、特にロージーの心境を表すような音楽が流れていて、退屈せずに見ることができた。話の大筋としてはありがちな幼馴染モノかもしれないが、ここまでかというほどすれ違い続ける二人に対しては終始ドギマギさせられた。さらに、それらのシーンにも効果的に音楽が使われており、ストーリーラインで心を打つというよりは、そのシーンシーンの盛り上がりで楽しませるような映画だった。最後はアレックスとロージーは結ばれるので、ハッピーエンドというところだろうか。
また、その他の登場人物もみなキャラクターが立っていて面白かった。ロージー妊娠をした後に立ち寄った薬局で出会ったしがない店番と、親友になるまでの流れは、もう一つのストーリーとして見ることができるし、二人の息の合った掛け合いは見ていて飽きないものだった。また、ロージーの娘であるケイティーも、物語で大きな役割を果たした。彼女は夢多き少女であったケイティーを現実の世界にとどまらせた重宝人であり、グレッグとの結婚という、ロージーとアレックスにとっての大きな転機となる出来事を引き起こした本人でもある。そう言った意味で、ケイティーとはロージーの人生をすべて台無しにしてしまっているといっても過言ではない。一方で、ケイティーはロージーとアレックスを最終的に結びつけるキューピットともなった。さらに、彼女との思い出は、ロージーにとってかけがえのないものである。このような皮肉とも思える構造も、とても面白かった。さらに、彼女とその男友達に、アレックスとロージーを投影させるという手法は、単純でありながらも、子育てという新しい人生を歩みかけたロージーに対して、アレックスという過去を常に忘れさせないでおく効果があり、物語にうまい影響を与えていると感じた。そういった意味で、この映画は、登場人物や、音楽といった小物を効果的に利用することで、単純なストーリーラインの物語を劇的に魅力的にしたものであるといえよう。そういったいみで、この映画の作成者の方々にはあっぱれというほかがないであろう。
しかし、個人的にはロージーほどいい女はなかなか存在しないと思うが、アレックスは典型的なダメ男だと思うので、今後の生活が心配でもある。また、アレックスとロージーの恋愛譚のアクセントとして利用された、グレッグ、ベサニー、サリーといった面々の気持ちというものを考えてみると、ひとえにこれをハッピーエンドの恋愛物語として見ることはできるのだろうか。
また英米の恋愛映画を見ていてしばしば思うことだが、彼らは離婚というものに対する捉え方がやはり我々日本人とは違うように思われる。
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