脳内ポイズンベリーのレビュー・感想・評価
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素直な自分で。
脳内会議と聞くと私は「ためしてガッテン!」でのあの会議を
すぐに思い浮かべてしまうのだが^^;
前頭葉、海馬、視床下部など其々の役割が非常に分かり易く
解説されていたので、何であの人たちを使わないんだろう?
なんてバカなことを考えてしまったりした。
要はアレと同じで、人間の脳内ではこんな風に其々の機関が
いつも会議を行い決定を下しているのである。んでもって、
その会議が(今作でもあったけど)どうにもこうにも纏まらず、
行き詰ってしまった時にドーン!と真木よう子…じゃなくて、
本能が幅を利かす。っていう…笑えるラブコメだなと勝手に
想像していたが、これがけっこうシビアでシリアスな展開に。
最近どうしたんだ?と思うほどコミカル路線の真木よう子や、
コイツのどこがいいんだか?と思う生意気青年役の古川雄輝、
いいヒトを絵に描いたような越智役の成河、と現実世界での
キャラが明瞭で、もちろん脳内での大騒ぎも予告通りに展開。
苦しむ議長の西島くんを尻目にネガ吉田とポジ神木が大激突。
衝動と記録も懸命に働き奮闘しているのだが、当のいち子は
なかなか幸せを掴むことができない。やはり人間は衝動本能
には逆らえない。ということがイヤというほど実感できたし、
脳のどの機関の発達が著しいかで行動パターンが出来上がる。
巧くいったかに思われた選択により、眠りについてしまった
ポジ神木を観て、あーそれを言いたかったのかと気付かせ、
今のままでいいのか?と問う。素直な自分でいられる相手が
一番なんだと脳も本人も本当はとっくに気付いてたのにねぇ。
(ナイス・ガイ越智さん!アナタがブチ切れてくれてよかった)
名言にグサリ♡
頭の中が大暴れ〜!
わあもう面白かった‼️‼️
真木さんの服もニットもしぐさも可愛かったなー
古川くんもイケメンー
早乙女すきー!
子役の女の子も可愛いし
神木くんもいいし!
30歳のくだりは涙流して笑ったー!
笑泣!!!
ラストは西島さんの名言にグサリ!!
昔の辛かった恋愛を終わらすときにおなじ境遇だったなー♪笑
好きだけど、
あなたを好きな自分が嫌いです。
すっきりしたー♡
共感しつつ反論。
脳内会議は、私自身かなり心あたりがありますけど、元来がポジティブなので、イチコの出す結論には結構なーんでーそっちいくー!!とか、脳内ツッコミしました。
23年来の親友がネガティブで、よく石橋と池田みたいなやり取りをしてきたのですが、池田はネガティブなのに我が強くて面白い!ネガティブな親友は、巻かれやすいので。
ラストシーンは、みなとみらいTSUTAYAから出てきた越智さんと会ったのか、他の誰かなのか、原作に手を出してしまいそうです。
池田の『ポジティブってどっち向いてる』って言葉は、かなり深い指摘だと思いました。
面白かったです。
幸せの定義
実際、定職に就いていて穏やかな彼と、フリーターでキレ易いけど魅力的な彼とに挟まれた時に、後者を選んだアラフォー女です。自分が書き物をしているという点も含めて、非常に共通点が多く、考えさせられる映画となってしまいました。まずはそこから。
確かに男のプライドってすごくややこしくて面倒くさい。それに対して“男といるときの自分が好き”な状況が上手く想像できない。彼は私といるときの自分が好きだろうか?誰と一緒にいるときの自分が好きだろうか。
居心地の良さと、自分が好きな状況というのがどうしても合致しなくて、自分が好きな状況はとても(石橋の言うところの)利己的で、それを尊重することは『結婚』とはほど遠い気がするのだ。プライドが高くキレ易い彼に気を使って付き合っている自分はやはりある意味彼を侮辱しているのだろうか。愛情を刺し違えてしまったのだろうか。
結論から言うと、この部分に関してはそっくり“彼”の気持ちが抜け落ちているのでなんとも言えない。恋愛や結婚は一人では出来ない、男のプライドなんかよりよっぽどややこしくて面倒くさい残念な状況なので。
映画はお金がかかってなくてシンプルで王道で良い。真木よう子さんと眼鏡の西島さんとネクタイの神木隆之介くんが見られて幸せ。物件やインテリアも女子が憧れるセンスで良かったと思います。
響いた言葉
神木隆之介さんが好きで見に行ったのですが、個人的な理由で映画の内容になかなか集中出来ず、客観的なレビューが出来ないので内容の良し悪しには触れません
ただそれでも心に残った言葉
みなさんやはり映画の主題である「誰といる自分が好きか」に注目されてますが、
私は
「前向き前向きって言うけど、じゃああんたの言う前ってどっちなのよ!」
というセリフがとても良かったと思いました。羊さんのセリフです。
ただの恋愛映画として見るより、こうして自分だけのセリフを見つけに行くのが楽しい作品かもしれません。
好きだけどあなたといる自分が嫌い
面白かったです。
水城せとなの原作漫画は二巻まで読んで止まってますが、好きです。
女性向け漫画の映画化は中々に裏切られるので期待せず見ましたが、面白かった!です。
キャスティングも良し。脳内の面々も良い。ハトコがかわいい。そして、真木よう子が可愛い。
系統としては問題のあるレストランのたま子の系統です。さよなら渓谷のかなことは全然違う役どころです。
真木よう子はうまいなぁ、ますますいいなぁと思っております。
あと、走るとどうしても揺れるおっぱいにどっきんどきんです。超自我の黒光りコスでの谷間より、ニット帽でグレーパーカ姿で揺れちゃうおっぱいにどっきんどきんします。
わたしはヘテロの女ですが、いいもんはいいのです。
さて、アラサーいちこさん、年下の生意気ボーイにトキメキまして、どうやって舵をとるか分からず、テンパったので感情さんたちに脳内会議をしてもらうというストーリー。舞台っぽい脳内会議が面白いです。
暗黒付箋とかポジとネガの喧嘩とか、風見鶏とか面白いです。結構笑いました。
そして、早乙女役の彼が、わたし前からかわいいなーて思ってたんですよ、あんなかわいいのに触られた日にゃあ、わたしのハトコが喜びまくりです。そしてわたしの池田も騒ぎ出すことでしょう。古川くんでしたっけ?あの顔、好きです。
脳内会議は実際にやります。ネガとポジとが喧嘩してます。わたしはネガが強めで、記憶さんも細かく過去を参照してきます。風見鶏はネガに引っ張られまくりです。わー同じやなぁと思いました。わたしのハトコはだいぶおとなしいですけども。普段の自分の思考回路に近いものが劇として見られてほんと面白かったんです。
そして好きだけどその人といると自分の一部を殺さなくてはならず、結果振り切って別れてほんとーほんとーにスッキリ!というのも経験ありなので非常にオチにもスッキリしております。
誰が好きかではなく誰といる自分が好きか、で決断をして正解だと思っています。自分を愛さず幸せにはなれないのです。我慢などするだけ無駄なのですよ。
いちこのように苦しみながらも恋人と別れる踏ん切りがつかない方に見ていただいて、はっきりきっぱり別れを選んでスッキリしてほしいと思います。
実用的に役に立つと思います。まわりであまり良くない恋人に囚われているお友達がいたら、観るのを勧めると効果的かもです。
いちこは普通に打算的な、けしていい人ではないです。越智さんにしたことはひどいし、結果的に弄んでますからね。
でも誰に対してもフェアにできないですから越智さんには申し訳ないけれど、ああしかできなかっただろうと思います。
そしてまたネックレスは転がり、恋にぶつかる訳ですね。そして性懲りも無く脳内会議はひらかれる…ふふふ。
しかし、いちこは婚約破棄して本を出すまでの収入は何で得てたんでしょうね?もうなにか書いてた収入でしょうかね?結構素敵なお部屋に住んでましたよ?インテリアといちこのフアッションがかわいかったです。
中目黒、真木よう子ファンとしては最高の離婚を思い出す地名ですね。
そういえば最高の離婚でも、ゆか(尾野真千子)はミツオ(瑛太)に、あなたが好きだけどあなたといるわたしが嫌いと言っていたような気がします。
あなたはどうですか?
グッときた。
胸に深々と刺さった。
「自分を好きになれないと、幸せにはなれない。」
シンプルかつ紛れも無い事実。
自分に嘘はつき通せない。
そんな事を思った作品だった。
脳内の役者陣が非常に楽しそうだった。
各々キャラ立ちしてて、かつ、そのキャラにそぐわない事を一切やってないように思えた。
そして、真木よう子は可愛かった。
フランクで軽いノリでありながら、扱ってるテーマはすこぶる重い。
しんどい恋愛をしてる人には、観てもらいたい作品だ。
どんな意見をもつにせよ、何かしらのキッカケにはなり得ると思う。
可愛い!共感度100%
どうしてか、ああいう子供なんだけどかっこつけて余裕ぶってる男の人を1度は好きになってしまうもの。
好きなのに、
一緒にいると疲れる。
自分を偽ってるから。
そんな自分を捨てる為に、
よくぞ、よくぞいちこ頑張った!!!
その選択は正しい!
朝焼けに照らされて歩くいちこが
かっこよくて、爽やかで、
とーっても素敵な映画でした。
脳内会議の皆さんもグッショブ。
特に浅野和之さん演じる岸さんが好き♡
予想を大幅に上回る面白さ
予告編が面白そうだったから楽しみにしてて、観たら予想を大幅に上回って面白かった。
はじめは脳内会議が面白くて、皆で声あげて笑いながら見てた。
西島俊彦、吉田羊、神木隆之介やっぱりうまいし、演出がいい。
脳内会議に操られてる感じの真木よう子の演技も良かった。
会議はネガティブ担当の吉田羊が優位で進めんの。ポジティブ担当の神木隆之介は頑張るんだけど、たまにしか意見は採用されなくて。これは主人公の櫻井いちこがちょっとネガティブなのの反映。
でも恋愛だから衝動担当の桜田ひよりも重要で「早乙女すきー!!!」「越智さんいい人」とブレない判断を出してくる。
で、会議が紛糾してきて理性担当の西島俊彦が「もう限界だ!」と言うと謎の女が現れる。これは理性じゃなくて、感性で判断するポイントに移ったんだなーと思った。
会議結果は基本は西島俊彦が伝達するんだけど、たまに吉田羊がマイク取って喋っちゃう。そのときの真木よう子は感情的に叫ぶ嫌な女に見える。
女の人が突然 説明不能な行動に出るときがあるけど、こんな風に脳内会議が行われた結果なんだろうなと思った。
あと感性が会議を制圧すると、全てのしがらみを断ち切って本能的な行動を取るんだけど、その行動をみると「結局、最初っから結論は出てんじゃん」と、物語の途中では思いました。
そしてこの映画、途中からモードが変わって凄い。
ポジティブ神木隆之介が眠りについてしまう。人間がポジティブさを失うとどうなるのか。
そういう状態から、それでも色々と考えて、脳内人格も成長する。それでも限界がきて「限界だー」となったとき、再び感性が現れるけど、理性・西島俊彦はどう対決するのか。
ラストは再び会議だけど、あれは誰と出会ったんだろうなあ。
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