「駄作たちに愛して飲んで歌ってくれてありがとう♥」愛して飲んで歌って マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
駄作たちに愛して飲んで歌ってくれてありがとう♥
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女性ってこう言った男性が好きなのだろうか?原作の戯曲を読む事も無いと思うし、この演出家の遺作との事。大林宣彦監督の気負いすぎた遺作と比べると軽妙洒脱である。寧ろ、軽佻浮薄と言える。バックにアメリカのコメディー見たいな「笑い」を入れればもっと軽佻浮薄に見えたと思う。こんな話が遺作と言うことなので、自虐的に自分自身の演出家歴を振り返っていると解釈する。
「私はこの程度の監督ですよ」とこの監督は告白している。だって、結末は分かっていたし、最後に誰を選ぶかも分かった。はっきりさせていないのは、設定した年齢が低すぎたからと解釈する。眠くならないで最後まで見たフランス映画。
駄作たちに愛して飲んで歌ってくれてありがとう♥と言う監督の声が聞こえる。冥福を祈る。で、なんて言う監督?
原題 Aimer, boire et chanter
製作年 2014年
製作国 フランス
劇場公開日 2015年2月14日
上映時間 108分
映倫区分 G
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