アマゾン大冒険 世界最大のジャングルを探検しよう!のレビュー・感想・評価
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小猿物語
アマゾンの探検ドキュメンタリーや冒険映画は数多あるが可愛いペットの子ザルを主人公にしたドラマ仕立てのアマゾン映画は珍しいですね。アニメならディズニーが創りそうだがそれほどファンタジックではなく珍しい昆虫や植物などマニアックなところはBBCやナショジオTV,NHKのその種のドキュメンタリーのような味わいです。
主人公がペットという点では子猫が冒険するムツゴロウさんの「子猫物語(1986)」が思いだされます、急流を流される冷や冷やドキドキシーンは偶然の一致かオマージュなのか・・。
ネットでメイキングを観ましたがドローンオペレータやロープワークのエキスパートなど凄いプロフェッショナル揃いで最新機材を駆使した撮影風景は偶然撮れたスナップの寄せ集めではないことが見て取れました。
主役のSAIは保護区で密猟者などから保護された150匹の中から6ヶ月の人馴れトレーニングにより選別された2匹だそうです、もともとフサオマキザルは知能が高く、Youtubeでも自販機でジュースを買う動画がバズっていましたね、それにしてもトレーナーが優秀なのか人間顔負けの表情の豊かさには脱帽でした。
子供向けの冒険映画ですが、都会の文明生活に甘やかされたせいかジャングルでのサバイバルなど考えただけでお手上げです、孤独の恐怖、家族や仲間の有難さが改めて身に沁みる良作でした。
子供向けだからしょうがないですね。
暇だったので観てみました。ナレーションとBGMがはっきり言って邪魔でした。子供向けの映画でしょうから、わざとらしいナレーションやBGMは必要なものなのでしょうが、、、。大人としては、頑張って映画に入り込もうとしても、ナレーションが邪魔して入り込めません。せっかく美しくて野生に溢れる映像を使っているのに、勿体無く思いました。子供向けの映画ならもっとわかりやすくすればいいし、大人も楽しめる映画にしたいのならもう少し工夫した方がいいと思いました。主旨がはっきりしていない印象です。映画自体はともかく、映像は本当に素敵なものでした。
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