「胸くそ悪い」セッション Natsumiさんの映画レビュー(感想・評価)
胸くそ悪い
クリックして本文を読む
『狂気』という一言で片付けているけど、
アンドリューが日に日に高慢になってライバルを罵る様は見ていて気持ちいいものじゃなかった。
女の子をデートに誘うのもあんなにたどたどしかったのに…
加えてフレッチャーはドがつくクソ教師。
化けの皮が剥がれた瞬間は驚き以上に呆れて開いた口が塞がらなかった。
こいつはステージを本当に自分の私物だと思っている…。
『最後の演奏に乞うご期待!』というような予告で、本当にアンドリューの『才能』が開花した瞬間だったと思うけど、その直前のフレッチャーのクズさが尾を引いてあまり感情移入できなかった。
人間ってこんなに早くドラムを叩けるのか、という感動はもちろんあったけれど、予告のような「師弟関係」や「感動の音楽サクセスストーリー」を期待していくと大きく裏切られる。
それがいい人もいるかもしれないが。
コメントする