「親子の話だと思う。」セッション ハマオさんの映画レビュー(感想・評価)
親子の話だと思う。
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母親がいない、主人公は、
父親が母親がわりである。
父親と、主人公は一緒に
映画に行くのが日課で、
普通の10代の男であれば、
気持ちが悪いほど、
ファザコンである。
そこへ出てきたのが、
スパルタ教師フレッシャーであるが、
彼の絶対的な支配は、
古き「父性」であると思う。
実の父親と、スパルタ教師を
対象的に描いている。
クライマックス。
まんまとフレッシャーにしてやられた、
主人公は、一度はステージを後にするが、
出口に迎える母親のような父親を、
背にして、もう一度フレッシャーと
対決する。
これはファザコンを断ち切り、
大人への成長を意味すると思った。
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