「時間の無駄だった」セッション 1992さんの映画レビュー(感想・評価)
時間の無駄だった
良い演奏を聴きたい人には全くオススメしない。
現実のディテールに則していない、
スポ根モノである。
この映画には良い音楽も良い音楽家も存在していない。
最初は「?」マーク。
おかしいぞ。演奏シーンで音と映像が合っていない。
この役者は音楽家ではない事が分かった。
それはまあしょうがないのかも。
より速い演奏を「筋肉」で成し遂げようとするシーン。
ありえない。バカバカしくなった。
何回か出てくる練習シーンも、
全然上手くなっていかない。
ずっと同じレベルのヘタさ。なぜだ。なぜ成長させない。
ラストシーンでは音楽への情熱も感じなかったし
セリフやストーリーも破綻しているように思う。
なぜ自分のバンドに、
現役を引退した人間を採用するのか意味不明。
元教授が元生徒への復讐の為ということになっているが、バンドが下手だと、単に自分(元教授自身)の評価を下げるだけなのはずだがなあ・・・。自分の評価を下げてでも復讐したいとか意味不明。
全く感情移入できない。
ラストのドラムソロはバディリッチの劣化コピー。
Youtubeで本物を見たほうがマシ。
エンドロールにスタントン・ムーアの名前を見た時は
信じられなかった。
いったいどこに関わったのだろうか。
ラストシーンでは音楽への情熱も感じなかったし
セリフやストーリーも破綻しているように思う。
なぜ自分のバンドに、
現役を引退した人間を採用するのか意味不明。
元教授が元生徒への復讐の為ということになっているが、バンドが下手だと、単に自分(元教授自身)の評価を下げるだけなのはずだがなあ・・・。自分の評価を下げてでも復讐したいとか意味不明。
全く感情移入できない。
私もここに一番引っかかりを覚えました。音楽への愛情は誰にも負けないとかイヤなヤツだけど尊敬に値する何かがこの展開で全てご破算になったと思っています。多分、ラストシーンへの逆算で出来た構成だと思いますが、ムリヤリ感が残ってしまいました。