「例えシンバルを何度投げつけられても、何度でも立ち上がれ! それが天才だ!」セッション ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
例えシンバルを何度投げつけられても、何度でも立ち上がれ! それが天才だ!
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最終的に描かれるのは、有名指揮者と若きドラム奏者の魂のぶつかり合い!!
シモンズのスキンヘッドのパワハラオヤジ役が、まさにぴったり。
序盤、認められたと思った若者は罵声を浴びせられ、超しごきの毎日。
徐々に徐々に追い詰められていく彼!
観ているこっちも悔しくて感情移入!
コンクール会場へ向かう途中は興奮する!
そして、会場での演奏でついに爆発!!
そこから先の展開が、ステレオタイプでないのが面白い。
再会から和解か思いきや、フレッチャーの底意地の悪さも爆発!
いや、フレッチャーの意地悪なのか?
もしかして、それすらも、「投げられたシンバル」なのか?!
親の優しさと、そこからの自立を経て、ニーマンの反撃開始!
ここが気持ちいい!
何といっても、クライマックスの演奏が素晴らしい!!
二人の戦いがニーマンの攻勢から、フレッチャーとの「セッション」になっていく。
スパッと終わるのもイイ!!
例えシンバルを何度投げつけられても、何度でも立ち上がれ!
それが天才だ!
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