「『男の争い』上映中」セッション りかさんの映画レビュー(感想・評価)
『男の争い』上映中
ラストが、マイルズ•テラーとJ•K•シモンズ扮するアンドリューとフレッチャーが、目指すものだということか。
アンドリューは初めて誰に邪魔されようと意に介せず己れの信念のまま意志の突き進む先に進みフレッチャーをも取り込んだのか。
フレッチャーを見ている者としては、また騙されないかひっくり返されないかと、セッションの熱量と気迫に気圧されながらも違う意味のヒヤヒヤドキドキを感じていた。
すると終わってしまった。
フレッチャーからすると、学生は皆甘ちゃんに見えるのだろうか。
彼自身の子供から青年時代がどうだったのか、ある意味興味が湧く。もちろんあの毒舌家になった要因を知りたいのだ。
いや、毒舌家ではなく罵詈雑言の憎まれ教師だ。
アンドリューの生活は父親やニコル、弁護士との関わりで描かれ、事故で瀕死の重傷を負い血みどろで演奏会場に駆けつけるも途中でギブアップしてしまい身を引いてしまった事も描かれている。
フレッチャーの恐ろしさはまだまだ続く。
苦情が出て勤務先が変わった事を根に持って証拠も無しに卑怯にも開始寸前の舞台でアンドリューに毒吐く。
アンドリュー、よく頑張った!
未来は明るい!
J•k•シモンズさん、上手いけど、
フレッチャーは、
何百キロも離れた所に住みたい人ですね。
今晩は
コメント・共感ありがとうございます。
10年近く前の映画ですが、今の時代なら、
フレッチャーは葬り去られますね。
でもトップガンの亡き友グースの息子役の彼が、
指揮を無視してドラムをたたき続ける所は胸が空きました。
でもそこで終わっちゃったので、その後のことは分かりませんね。
私のJ・K・シモンズとの出会いは『スパイダーマン』でした!キレやすい嫌な奴という点は共通してますが、『スパイダーマン』の方が可愛げがありますね〜。
リカさんもお身体にお気をつけてお過ごしください♪
リカさん、コメントありがとうございます♪私の拙文乱文を事細かに読んでいただき、大変恐縮であります💦メンターは主人公を導く存在(『グッド・ウィル・ハンティング』のロビン・ウィリアムズ等)、ヴィランは主人公が討ち果たすべき悪(『バットマン』のジョーカー等)みたいな感じです!フレッチャー教授は自分を討ち果たす存在を育てるために、メンターとして主人公を指導していた、と読み取ることも出来るかもです!